02わたなべクリニック整形外科・乳腺外科｜トピックス｜医療福祉向け商品紹介MEDICALWEL

01 異なるテイストで2つのクリニックを差別化

東リデザイナー／内装でこだわった点はありますか。

渡辺／当クリニックは、2階が整形外科、3階が乳腺外科と全く異なる2つの科が一体となったクリニックですので、クリニックの統一感は出しながらもそれぞれのフロアでカラーをしっかり分けることを重視しました。整形外科はスポーツをされている若者からお子様、ご高齢の方など幅広い年代の方にお越しいただくので、どちらかというと明るくカジュアルな雰囲気、一方、乳腺外科は患者さんの9割を占める女性が来院しやすい優しくフェミニンな雰囲気を心がけました。

五百藏／例えば、２階と３階の受付では、どちらも床材は「ロイヤルストーン」の砂岩調で、「リアルデコ」などの木目をポイント使いした内装に統一していますが、それぞれ木目の色を変えています。整形外科はダークブラウン、内装は直線的で引き締まった雰囲気に。一方、乳腺外科はライトブラウン、柱や受付カウンターなどの角をなくし、丸みを帯びた形にすることで、女性らしさを意識しました。同じクリニックとしての統一感はもたせつつ、それぞれの患者さんに合わせた内装で差別化しています。

02 「色彩心理」を意識した空間デザイン

東リデザイナー／トイレには「消臭NSトワレNW」を採用していただいています。汚れやすい空間なので、ダークカラーを選ぶ方が多いのですが、淡い色合いでまとめてらっしゃいますよね。

渡辺／患者さんは皆、身体の不安を抱えて来院されます。特に乳腺外科はがんのイメージが強いので、暗い気持ちになるような色は避けて、汚れは目立ちにくいけど気落ちしないカラーを選びました。トイレは両院にあるので、床材を同じにしたり、似た鏡を飾ったりすることで一体感を出しました。併診する方もいらっしゃるので、割と気づいてもらえます。

五百藏／暗すぎない絶妙なグレーカラーが気に入っていただけました。「消臭NSトワレNW」は特に汚れが付きにくく、落としやすいのでよく採用しています。

03 身体も心も元気になるリハビリ空間

東リデザイナー／クリニックでは衝撃吸収性に優れたビニル床シートを採用されることが多いのですが、今回リハビリ室にタイルカーペットの「GA-3600」「GA-100T」を採用された理由はありますか。

渡辺／リハビリ室をつくる際、まず、スリッパに履き替えるか土足にするかで悩みました。スリッパだと下駄箱が必要になりますし、患者さんにも移動の度に履き替えてもらわないといけないので、バリアフリーの観点からも土足にしています。タイルカーペットなら、土足でも雨の日に患者さんが水滴で足を滑らせる心配がなく、汚れも目立ちにくいので、最適だと思い選びました。

五百藏／こちらもトイレと同じように、患者さんが入室したときに抱く印象を考えながら色や柄を選びました。渡辺先生からは、リハビリ室は来ていただいた方に元気になってもらう場所なので明るい空間にしたいとご要望をいただいており、先生のお好きなブルーと組み合わせの良い色を何色もサンプルで確認していただいて、最終的に「GA-100T」の明るいグレーと合わせました。壁一面大きい窓があるリハビリ室は日当たりもよく、「GA-100T」に入っている光沢糸が太陽光に当たるとキラッと光るので、見た目もおしゃれで高級感を感じられます。

04 完成後、品質の高さを実感

東リデザイナー／東リのタイルカーペットを使い始めていただいて半年ほど経ちますが、使いごこちはいかがですか？

渡辺／掃除機をかけているくらいなのですが、入り口にダストコントロールマットを置いていることもあり、全く汚れが目立っていません。経年劣化はこれからあるでしょうが、部分貼り替えもしやすいので正解だったと思います。完成後、驚いたのはタイルカーペット同士の継ぎ目がほとんど目立っていないことです。とても綺麗な仕上がりで満足しています。

五百藏／東リ商品の品質や機能性の高さは、施工する職人さんにも昔から好評です。長く使うことを考えれば選んでおいて間違いないですね。

東リデザイナー／ありがとうございます。品質を大事にしているメーカーなので、施工のしやすさや長く美観を維持できることにはこだわって開発しています。

渡辺／おかげさまで、清潔感のあるすごくいいクリニックになったと思います。まだ完成から1年も経っていませんが、実は4階の増設も検討しています。2階3階と同様にこだわってつくっていけたら良いなと思います。

わたなべクリニック
整形外科・乳腺外科

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