S(社会) SOCIAL

ESG基本方針(雇用・労働) 下線

雇用の確保・創出と安全で
働きやすい職場環境づくりを目指します。

  • 04
  • 05
  • 08
  • 11
社員一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き成長し続けるためには、家庭や地域生活などにおいても子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な働き方が選択・実現できることが必要です。
さまざまな価値観を尊重し、社員のキャリア形成とワークライフバランスを実現することで社員個人の意欲や能力を高め、その相乗効果として組織の成果を最大化させ、当社グループが成長することを目指しています。

ワークライフバランスの推進 下線

ワークライフバランスに対する基本的な考え方

仕事の成果を高めながら、恒常的な長時間労働の抑制やライフイベントにおいて、キャリアを中断せず働き続けられるための柔軟な働き方の拡大、年次有給休暇の取得促進、育児休業制度の活用などをバランスよく推進することを目指しています。
こうした取り組みを進めることが、仕事のやりがいやエンゲージメントを高め、優秀な人材の確保に繋がります。

社内環境整備方針

「TOLIワークスタイル」
基本方針

  • 1.全ての社員が心身ともに健康で活き活きと仕事に取り組める環境をつくる。
  • 2.ワークライフバランスの充実と生産性向上の両立を目指す。
  • 3.会社組織と社員の「共創の精神」を推進力とする。

ワークライフバランスの推進を目的とした、「TOLIワークスタイル推進プロジェクト」実施

それぞれの職務内容に応じた働き方の推進を目的として、「TOLIワークスタイル」基本方針を2019年9月に制定しました。2022年度は各本部の実状を体感している社員が中心となり、業務効率化意識の向上を妨げている要因を洗い出し、さまざまな視点で意識改革や業務フローの改善案、浸透方法を提案する「TOLIワークスタイル推進プロジェクト」を実施しました。
業務効率化は業務負荷の軽減と仕事の質の向上の2軸があるという考えのもと、「各自のスキル向上」「デジタルツールの活用」「知恵の共有」「自分事として取り組むための意識改革」に向けた具体的施策を、今後全社で取り組んで行くことで、働きやすさと業務効率化を実現していきます。

男女ともに仕事と育児・介護を両立できる労働環境構築を目指して

男女ともに仕事と育児・介護を両立できる労働環境の構築を目指しています。2022年度は、「小学校1年生までの育児短時間勤務制度の利用期間延長」と「配偶者出産特別有給休暇制度」を新たに制定しました。こうした会社方針が社員にも浸透し、男性の育児に対する意識や環境も大きく変化し、男性社員の育児休業・育児目的休暇取得率は大幅に向上しました。
2022年度に当社は仕事と介護を両立できる環境整備を推進する企業のシンボルマーク「トモニン」を取得しました。ストック休暇を介護目的で使用可能としたほか、自己申告制度により勤務地や就労条件を配慮するなど、当社は介護する立場になった社員を支援する独自の取り組みを行っております。
2024年度までの数値目標
男性社員育児休業・育児目的休暇取得率
70%以上
2021年度
6.9%
2022年度実績
71.4%

計画的な人材育成 下線

専門能力の高いスペシャリストと管理能力の高いゼネラリストの育成

「社員の成長と幸福を実現し、会社の発展および社会に貢献する」ことを人材育成の理念とし、正しい考えのもとで行動し目標達成を目指す社員を、敬意と尊重をもってサポートしています。
教育体制を充実させてキャリア形成を支援し、自律型人材への成長を促していくと共に、社員のワークライフバランスを適正に保つための組織や風土の醸成にも取り組んでいます。
また、10年、20年後に会社を担う人材の育成は、最も重要な使命であると考え、製造や商品開発に関わる技術や技能、お取引先様との信頼関係など、長い歴史の中で蓄積された無形資産(価値)を確実に継承し、そこから新しい価値を生み出していくような次世代の育成に力を入れています。

人材育成
方針

  • 1.社員が「成長し幸福を追求する」という目的を達成することを、敬意・尊重をもって支援します。
  • 2.社員がパフォーマンスをより高め、能力を発揮するためのマネジメントを推進します。
  • 3.社員一人ひとりの能力やスキル向上を育む研修制度と、組織力を高める計画的ジョブローテーションの推進を図り、成長機会の創出に努めます。

キャリア形成サポート

キャリア形成サポート
キャリア開発休職
休職という形で、社員が目指す難関資格取得やリスキリング、海外留学を支援するための制度です。復職後は身に付けた能力を社業に活かし、更に活躍してもらうことを目的としています。
組織横断型プロジェクト
年代や職種の垣根を越えて意欲的な社員が公募形式で集まる「NexTプロジェクト」は、“次世代に向けて東リが進み続ける(Next TOLI)”という意味が込められています。幅広い人材交流や事業案を経営層へ提言する経験を通じて、若い社員達が仕事に新たな手ごたえを感じ、自身の成長機会を得ることを目指しています。
公募教育
社員のキャリアプラン実現や学びなおしを後押しするため、キャリアや職種に関わらず、社員自らが意欲的に教育内容を選択し受講する機会をサポートする制度です。社員のニーズにもマッチし、特にキャリアプランを考えることが多い30~40代の社員が積極的に利用しています。
エキスパート認定制度
専門的な知識や経験値を有し、それを職務に大きく活かし活躍する人材をエキスパート人材として認定する制度です。難関資格の取得や職務での活躍を評価することで、人材確保と組織のレベルアップを目的としています。
ジョブローテーション
社員のレベルアップとキャリア形成が目的です。各部門で培った知識や経験を活かし、他部門での活躍を期待しており、更には将来を見据えたキャリア形成の支援としても実施しています。