北欧のジャパン展2 | フィンランドフォーラム

海外情報フィンランドフォーラム「北欧のジャパン展 v.s. 日本のフィンランド展」

	2010.12.24 漆とHIRAMEKI*FINLAND 2つの展覧会リポート
	ソニー・ナカイ　グラフィックデザイナー

（写真左）印籠のコレクション
（写真右）美術展のポスター２点のうち、左はタンペレ市の美術館で開催されたクレス氏の印籠コレクションです。

食堂から居間、書斎、寝室と、全ての部屋の書棚に日本美術の貴重本がぎっしりと所蔵されています。

（写真左）定年を迎え、日々の生活は日本の古典美術の研究に傾注し、日本文化に関する論文を執筆されています。
（写真右）一緒に訪れた武蔵野美術大学の十時（とき）教授は漆の作家でもあります。
右手にクレスコレクションの根来の漆器。左は十時先生のレプリカ作品ですが、クレスさんが買い上げてくださいました。

（写真左）ダイニングルームでの食事にも驚かされました。ムース（大鹿）肉でダシを取ったスープで始まりました。
その後はご飯と野菜だけのシンプルな食事に、すっきりした白ワインをあわせ、美味しくいただきました。
（写真右）古い教会の改修時に見つけた古材を、そのまま書斎ドアの脇に立てて、インテリアの要にしています。

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フィンランドと日本の往復書簡を中心に、世界各国に暮らす人々のインテリア事情をレポートしています。