東リグループ事業の軌跡
創業者寺西福吉
現在の「東リ株式会社」は、1991年まで「東洋リノリユーム株式会社」という社名でした。その由来でもある、「日本で初めての国産リノリユーム製造・販売会社」として1919年に創業しました。当時まったく新しい床材であったリノリユームは、建築の近代化とともに急速に普及し、住宅や船舶、車両など、市場の範囲を拡大していきました。
戦後は石油化学産業の台頭にともない、塩化ビニル樹脂を利用した床材や繊維素材であるカーペットをはじめ、壁装材やカーテン市場にも進出し、「インテリア総合メーカー」としてモノづくり企業の基盤を培ってきました。
その後、カーペットのメンテナンス事業やインテリア商材の総合卸売事業、内装仕上げ工事事業まで事業の幅を拡げ、インテリアにかかわるソリューションをトータルで提供できる体制を築いてきました。
近年はモノづくり企業としての責務である地球環境保全への取り組みに注力するとともに、人々の心豊かな環境空間づくりを目指して飽くなき挑戦を続けています。
創の時代1919|1983
- 1919年
- 寺西福吉が「東洋リノリユーム㈱」を設立
- 1919年
- 伊丹工場 完成
- 1920年
- 国産初の床材「リノリユーム」を製造
- 1949年
- 東京・大阪証券取引所に株式上場
- 1960年代
- ビニル系床材事業へ事業領域を拡大
- 1963年
- 厚木工場 完成
- 1969年
- カーペット製造工場
㈱グレース・カーペット
現:滋賀東リ㈱伊丹事業所 設立
- 1970年代
- カーペット事業へ事業領域を拡大
- 1984年
- カーテン事業へ事業領域を拡大
- 1984年
- カーペットの製造工場 現:滋賀東リ㈱設立
ビニル系床材の製造工場 広化東リフロア㈱設立
進の時代1984|2019
- 1985年
- タイルカーペットのメンテナンスシステム
「オフロケーションシステム」事業の開始
- 1986年
- 壁装材事業へ事業領域を拡大
インテリア商材の総合卸売業へ事業拡大
- 1986年
- インテリア商材の総合商社
北海道東リ㈱設立
- 1987年
- 壁紙の製造工場 山天東リ㈱設立
- 1995年
- 内装仕上げ工事会社 ㈱テクノカメイを子会社化
- 1999年
- インテリア商材の総合商社 リック㈱を設立
- 2006年
- インテリア商材の総合商社
㈱キロニーを子会社化
- 2008年
- カーペットの製造工場 岐阜東リ㈱設立
- 2012年
- 広域認定制度を利用した
「カーテン循環型リサイクルシステム」運用開始
- 2013年
- 広域認定制度を利用した
「東リ タイルカーペットリサイクル」運用開始
- 2014年
- 中国マーケットの販売を担う
東璃(上海)貿易有限公司設立
- 2019年
- 「シンガポール Branch Office」開設
『創業百年』
志の時代2020|
- 2020年
- 中国(江蘇省)におけるビニル床タイル合弁事業を開始
- 2021年
- 「タイルカーペットリサイクルプラント」
導入
カーペット用ナイロン原糸の内製化開始
- 2022年
- 「TOLI完全循環型リサイクルシステム」 運用開始
- 2023年
- 内装仕上げ工事事業及びタイルカーペットの洗浄・メンテナンス事業を担う
東リインテリアサービス㈱ 事業開始