これからのスタンダードをつくる、それが東リDNA。

Story 01 医療・福祉・教育施設向け
ノーワックスビニル床シート
ケアセーフNW

ケアセーフNWは、最も衝撃吸収性に優れたノーワックスのビニル床シートです。
耐動荷重性や抗菌性・防カビ性能にも優れ、耐薬品性を付与することで、
安心・安全を支える床材として開発されました。

すべてのひとに使いやすくて、
やさしい素材を。

インテリア素材にプラスαの価値を追求する。
そんな東リのものづくりに欠かせないのが、私たちのDNAとも呼ぶべき高い技術力です。いつもこれまでの常識や当たり前を疑い、これからのスタンダードをつくることを目指して取り組む。その成果は床材、カーペット、カーテン、壁装材など、あらゆる分野で発揮され、みなさまの暮らしを支えてきました。

衝撃吸収性床材『ケアセーフNW』も、そのひとつ。高い安全性が求められる福祉施設などでは、これまで床仕上げ材と専用クッション材を二重に貼り合わせる工法が多く採用されてきました。しかし、二重に貼り合わせるということはコストも、時間もその分増えるということ。そこで床材開発グループは施設オーナーも、施工者も、その施設を利用するすべてのひとにやさしい床材の開発プロジェクトに着手。それは、安全性と利便性を高いレベルで実現するための自らへの挑戦でもありました。

最適な衝撃吸収性能を目指して。

床材の衝撃吸収性能は転倒衝突時の「衝撃加速度(G値)」が主な指標。この数値が小さいほど衝撃は吸収され、安全性は高まります。そこで東リは薄さ4.5mm、G値100以下という目標を設定。一重でも衝撃吸収性があり、施工効率が上がり、使うひとが安心できる床材の開発を目指しました。
プロジェクトの中で床材開発グループを最も悩ませたのが、発泡層の発泡倍率でした。発泡倍率を上げると衝撃吸収性能が高まります。しかし、やわらかくなりすぎ車椅子や台車などの走行性が悪くなります。一方で発泡倍率を下げると衝撃吸収性能は下がります。必要なのは最適なバランスを見つけること。プロジェクトに携わるメンバーたちは想いをひとつにし、何度も繊細な調整を繰り返します。そうしたミクロン単位でのこだわりが実を結び、ついに『ケアセーフNW』は完成。性能試験ではG値94という、優れた衝撃吸収性能を実現しました。

材料の配合を考え、シート状に加工。その後G値を計測し、また新たな配合を考える、という地道な作業。

期待通りに、
期待以上のオーダーを獲得。

医療福祉施設でも安心してご使用いただけるように、車椅子などのキャスター付き機器に対しての耐動荷重性もしっかりと確保しました。さらに抗菌、防カビ性能もプラスするなど、衝撃吸収性能以外の機能も充実しています。

現在、『ケアセーフNW』は開発当初に想定していた福祉施設だけでなく、保育園・幼稚園など、子どもたちが主役の場所にも利用シーンが広がっています。ひとに優しいクッション層によって、子どもから高齢者まで、誰もが安心して過ごせるように。東リの高い技術力は、こんなところにも活かされています。