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2018.3.22 / ソニー・ナカイ（グラフィックデザイナー、在フィンランド）

ようやく今週になってマイナス20度、本来のフィンランドの冬が訪れています。11月から12月はプラス2～3度、1、2月はマイナス2～3度と暖冬傾向が続きましたが、明るさの増す3月になってから真冬気温です。まったく予測不能な気候変動が続くフィンランドです。ご紹介したいことは色々とありますが、やはり、自然について語ってしまうのです。いささか、食傷気味でしょうか？　でも、そこが深い魅力であり、誰にも違和感なくわかってもらえるテーマと思っているのです。さて、今回は・・・

遅くなりましたが、ヴァレンタインカードを♥ from Finland ♥ Sonny

フィンランドの冬の一日の始まりは、寒中水泳。

フィンランドの暮らしで経験してほしいことの一番は、自然とのお付合いと気楽な運動です。日常生活のすぐ近くに、豊かな自然環境が寄り添っています。それも、あまり厳しいものではないので、穏やかな環境を望む人々には、お勧めの国といえるでしょう。夏ならサウナ後の【湖水泳ぎ】です。深夜といっても真っ赤に染まった夕陽。それを湖畔で眺めながら、自分自身をゆっくりと見つめることができます。冬には、しっかりと分厚く凍った湖面上を散歩します。いつもこちらから見慣れている湖の景色が、湖の対岸から見られます。夏の世界に向き合うように、冬のパノラマが広がります。

何か運動すればインスピレーションがわいてきます。凍った水面に直径3ｍくらいの穴を開けて、そこで寒中水泳を日課とする人や、ノルディック・スキー（クロスカントリー）で森の中を10kmも走り回る人もいます。湖面スケートも楽しい。屋外スポーツだけではありません。インドアのリゾート施設には、サウナ、ジム、プールがそろっていますので、身体を伸ばして、ヨガの実践もOKです。もちろん、身近な公共施設のサウナ、ジム、プールも利用できます。プールは朝6時からオープンしていますから、仕事前にひと泳ぎする人々や、サウナ後に冷水プールに飛び込む勇気のある人も見られます。

さあ、運動から一日を始める生活習慣は、フィンランドをお手本にしてください。

スキーコースは、いい具合にできているので迷う心配なし。この先には森林コースが続きます。

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「寒中水泳」しませんか？

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