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TOP > 海外情報 フィンランドフォーラム > ストックホルムファニチャー見本市リポート
ストックホルム家具見本市にて
2014.04.24 / ソニー・ナカイ(グラフィックデザイナー)
ヨーロッパでは、「フィンランドは世界最北の国」というイメージが強いのですが、長年住みなれると、それも感じなくなっていました。今回、隣国スウェーデンの首都ストックホルムで開催された家具デザインフェア(見本市)に行くために、ヘルシンキ〜ストックホルム間の定期フェリーを利用しました。平年は2月中旬で零下20度が続く時季なのに、ストックホルムはプラス4度、帰路ヘルシンキに近づくと0度になっていました。船からバルト海を眺めていたのですが、ヘルシンキ到着の4時間ほど前になると、それまで凍っていなかった海が、急に真っ白に凍った景色に変わり、眼前に広がってくるのです。海氷の白さと、凍っていない海水の境界線がはっきりと見えてきました。「なるほどフィンランドはヨーロッパ最北の国だ」と思い直した次第です。
港からバスで、ストックホルム中央駅へ行きました。1キロほどの近さです。駅周辺には昔の街区(ガムラスタン)と王宮殿があります。中央駅から通勤電車線に乗り替えてフェア会場まで4駅。首都の中心街から郊外に広がる景色楽しんでいるうちに、フェア会場の最寄駅に到着しました。
すぐ目の前に、スウェーデン家具デザインの巨匠、BRUNO MATTHSSONのブースがありました。その名前に惹かれて、迷いもなく、で最初のチェックポイントにしました。