よくあるご質問 INTERIOR FAQ
「ウォッシャブル」って何?
東リ「エルーア」のほとんどの商品につけられている「ウォッシャブル」マーク。これは、レース、ドレープに関わらず、お洗濯をしても色落ちや色あせ、生地の縮みを心配しなくてもすむ快適安心のマーク。
カーテンは静電気によりほこりが付着するなど、お部屋の中でも最も汚れがつきやすいアイテムの中の一つと言われています。いつも清潔に保つための「ウォッシャブル」機能が欠かせない理由を探ってみましょう。
度重なるお洗濯でも、縮みにくいので安心です
カーテンをお洗濯をすると、どうして縮むの?
カーテン生地に綿などの繊維が含まれている場合、洗濯などの際に水にふれて、生地が縮んでしまう場合があります。縮みが発生する割合は最初の洗濯時が最も大きく、回を重ねるごとに小さくなっていきます。
繊維の水による縮みは、その繊維に含まれる水分率に関わってきます。自然な状態で水分率の高い繊維ほど、他からの水分も吸収し、膨らみやすいという性質があります。そうして膨らんだ繊維が乾燥によって水分を蒸発させる時、元の形とは違う形で縮んでしまうのです。つまり、繊維が持つ水分率が少ないものほど、水による縮みが少ないということになります。
主な繊維が持つ水分率は以下の通りです。
繊維名 | 水分率 | |
---|---|---|
レーヨン | 11.0% | 縮みやすい ↓ ↓ ↓ ↓ 縮みにくい |
綿 | 8.5% | |
アクリル | 2.0% | |
ポリエステル | 0.4% |
「ウォッシャブル」の寸法変化率は、
タテ±1%以内、ヨコ±2%以内
東リ「エルーア」では、その全ての商品に、水による縮みの少ないポリエステルを採用しています。そのため、ほとんどの商品が洗濯しても縮みにくい「ウォッシャブル」。その縮み率(寸法変化率)は、洗濯機で「洗濯→吊り干し」を5回繰り返しても、丈方向(タテ)が±1%以内、巾方向(ヨコ)±2%以内と、お洗濯の影響をほとんど受けることがありません。
※洗濯や乾燥の条件によっては1~2%程度の誤差がでる場合があります。洗濯される前には必ず取扱い絵表示をご確認ください。
※遮音カーテンは、洗濯機では洗えません。
汚れを見つけたら、自宅で気軽に洗濯できます
洗濯したカーテンを最も美しく仕上げる干し方は、元のカーテンレールに吊して自然乾燥させること。日のあたらない時間を選んで、窓から入ってくる風で乾燥させるのがベストです。カーテンを吊った後、全体を軽く下に引っ張り、寸法を合わせながら両手で軽くたたいてシワをのばすこともお忘れなく。水が滴り落ちてくる場合は、床にタオルなどを敷いておきましょう。
ドレープなど厚手の生地で、どうしても水の滴りが気になる場合は、屋外で陰干しにします。生乾きになったら、元のカーテンレールに吊ってシワをよくのばし、自然乾燥させます。
ほとんどの商品が「ウォッシャブル」の東リカーテン「エルーア」は、水に濡れても乾きが早く、シワになりにくいポリエステルを主に使用しています。
汚れを見つけたら、自宅で気軽にカンタンお洗濯。いつも清潔で気持ちのよいカーテンを楽しめるのが「ウォッシャブル」のカーテンです。
洗濯機で洗える上、色落ち・色あせの心配がありません
NIF(一般社団法人日本インテリア協会)が決めた「ウォッシャブル」の基準って?
「ウォッシャブル」とは、文字通り“洗濯ができる”という意味で、家庭用洗濯機で水洗いをしても「色落ちしない」「縮みが少ない」ものなどに表示されています。
◆ 試験方法
試験項目 | 試験条件 |
---|---|
耐洗濯性 | JIS L 1930 C4M法(つり干し)による洗濯、乾燥の繰り返し5回後の外観・変退色・寸法変化率を測定する。試験には60cmx60cm以上の試験片を使用する。 |
洗濯堅ろう度 | JIS L 0844 A-2号に基づき試験評価する。 |
◆ 判定基準
試験項目 | 試験条件 | |
---|---|---|
耐洗濯性 | 寸法変化率 | タテ 土 1%以内 ヨコ 士 2%以内 |
変退色 | 4級以上 | |
外観 | 外観が良好であること | |
洗濯堅ろう度 | 変退色 4級以上 汚染 4級以上 |