よくあるご質問 INTERIOR FAQ
湿気の多い時期のカーペットのメンテナンス方法とは?
梅雨などジメジメした季節の、カーペットのお手入れについて教えてください。
ジメジメしたカーペットは、どうすればいい?
長期間にわたって湿度が高い梅雨時期は、木やウールといった吸水性のある素材が湿った状態になるばかりでなく、クッションフロアのような吸水性のない素材にも結露で水分が付着することがあります。これもやはり、部屋の湿度の問題です。
このように湿った状態でカーペットを使用し続けると、パイルに悪いクセがつき、汚れや埃もつきやすくなります。そのため、梅雨の間は湿らないようにカーペットを保管するのも一つの方法です。それが不可能な場合は、カーペットを乾燥させるほかありません。梅雨の晴れ間に窓を開けて風を通しましょう。カーペットの部屋で除湿機を運転するのも効果的です。なお、カーペットについた汚れが湿気を呼ぶので、普段のお手入れもきちんとしておきたいものです。
梅雨に適したカーペットはありますか?
なるべく、湿気を吸い込みにくいものであるとか、ダニやカビを防ぐ近道として掃除がしやすいとか、いっそのこと片付けてしまえるようにサイズの小さいもの(またはラグ)を選択するのも手です。カーペットの種類も様々で、中には素材やパイルの状態によって、湿気の溜まりやすいものと比較的そうでないものがあります。吸湿性の高いウールやレーヨンは湿気が溜まりやすく、ナイロンやアクリルなどの合成繊維は湿気が溜まりにくい素材です。
また、一般にカットパイルよりもループパイルの方が、その毛足(パイルの長さ)は低い方が、パイルのつまり具合は粗い方が掃除しやすい、とされています。ゴミが溜まっていると、ダニやカビの発生を促してしまうことになります。最後に、サイズです。すぐに片付けられるサイズのカーペットも、梅雨に適したものというのは少し強引ですが、実際、日に干すときは便利です。梅雨の合間の晴れた日に、お布団を干すように干すことができれば、すっきりします。
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