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2015年1月、大阪市中央区今橋に日本生命保険相互会社東館が完成。

同館には約3300人が働き、そのうち約9割を女性が占めることから、「日本一女性が働きやすいビル」をコンセプトに計画されています。

執務フロアの床材には、特注タイルカーペットが採用されました。タイルカーペットの寸法は、通常用いられる500mm角ではなく、533mm角で製作しました。これは、計画的なデスク配置やレイアウト変更のための基本モジュール3.2m（533mm×6枚=約3.2m）に合わせたもので、電源やLANの取出口にも合致します。

タイルカーペットのカラーとしては、ベースとなるニュートラルカラーのベージュ、赤、そして両色のグラデーションの3パターンを製作しました。赤は業務上の情報共有、コミュニケーションの円滑化を図るエリアとのメイン動線に用いられ、その境界は空間に柔らかくなじむようグラデーションとしています。