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(写真) 2階にも木床のバルコニーがあります。雨は降らないのでしょうか? |
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(写真) 床からの大きな窓を通して外の環境が飛び込んでくるようです。右はベッドルーム。 |
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(写真) ミラーと洗面シンクは白。シャワールームの黒とのコントラストが調和しています。
シャワールームのトレンドカラーはダーク調、照明は線状のLEDが印象的でした。 スタンドもロマンティックな雰囲気。
シャワーブースの大きなヘッドから、強いシャワーがでるので、マッサージ効果抜群です。
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(写真) ダイニングとリビングルームの空間は仕切りなしで繋がっています。カーテンがお洒落ですね。 |
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(写真) リビングから2階への階段。透明の手摺で開放感一杯です。
白い壁ですが、多分羽目板に木目が透ける半透明塗装なのでしょう。 |
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カール・ラーソンの水彩画に描かれた百年前のスウェーデンの暮らし。ベッドルーム、ガーデン、キッチン、屋根裏部屋と、その時代背景の中に溶け込んでしまいそうです。 きれいな色彩感とパターン、手仕事と自然素材、人々の服装や表情。百年前のスウェーデンの暮らしから、手仕事の装飾性と豊穣なイメージが広がってきます。
一方、フィンランドの湖上別荘【フローティングハウス】は、モノトーンのシンプルモダンデザインを追及して、木の床や階段、家具まで「クール」に感じます。決して甘美な印象ではないのですが、直線的でモノトーンの緊張感をうまく調和させていると思いました。一般的なサマーコテージは、その家族ごとに様々な印象です。いずれにしても、夏の別荘が水面に浮いているというのは、フィンランドらしいですね。こんなに湖と島が沢山ある国なので、個人所有の小さな島にボートで渡って暮らしている人も多いのです。冬に湖が厚く凍れば、車で渡って行けるのでしょうか?
次回は恒例の住宅フェアと最近のトレンドを紹介していただきましょう。
(せきゆうこ・フィンランドフォーラム・コーディネーター)
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