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サステナビリティ
ヘルシンキ ハビターレ報告 恒例のインテリアフェア【ハビターレ】に行ってきました。一般的なインテリア企業のブースの他にデザインテーマごとに展示ブースがありました。たとえば、エコブース、照明ブースはお馴染みのテーマです。Aheadブースは世界から応募されたデザインの中から「新しいコンセプトデザイン」作品を展示しています。この企画は、ハビターレフェアと若手デザイナーで組織されるIMUとの共同プロジェクト。毎年700ほどの応募作品から7点ほどしか展示されないという高い競争率のコンペを通過した出展作です。デザイン大学は毎年ハビターレフェアに学生の作品を紹介することで、学生にとっての動機づけを行い、公開の場で自信と勇気付けにつながる大きな役割を期待しています。企業からの問い合わせもあります。
Trashブースとは? 今年から新企画としてTrash=ガラクタブースが仲間入りしました。年に一度の大掃除には色々なガラクタ(不用品)が出てきます。勇気を出してそれらを捨て、部屋をすっきりさせたいのですが、思い出のあるもの、そしてまだ使えそうなものが一杯で困ってしまいます。そこで、馴染みのある物を捨てずに、リユースにより大事な物の価値が倍増する。さらにはできるだけ買わないという選択肢が、地球の自然を守るという課題に必須なのです。この際、経済発展思想は中国に任せて、日本はこれからの世界が歩むべき自然環境に共生する思想を示していきませんか。 このTrashブースは今年から新企画として仲間入りしたハビターレフェアの新コンテンツです。商品としての完成度はまだ一歩ですが、リユースコンセプトの発想は強く伝わり、話題の一つになっています。
(写真)左上から、Trashブース入り口。ひとつのバスタブを切り離して二つの椅子へ?空き缶のランプシェード。 下左から、手押し車の角度を変えて椅子に。 ドラム缶からも椅子が出来上がり、足の折れた曲木椅子に松葉杖の脚。 下右は、テーブルの端に空き缶の棚を取り付けました。ユーモラスで新しい感覚の家具が出来上がります。
すべての家にあるガラクタを使って、新しい空間を生み出すには、あなたのデザイン感覚が欠かせません。ガラクタから素敵なインテリアを作り上げることで、買い物の数を減らして部屋を整頓しながら、想い出のあるモノから沸き出る【馴染感性】を存分に活用するのです。上の松葉杖で脚を補った椅子は、その周りが簡素なスペースであれば、この椅子自身がアートとなり、インテリアのポイントになっていくでしょう。面白いところで、自然環境の中で使用できる屋外トイレのコンペの作品4点も紹介されました。
(写真)左は通常の屋外トイレよりも背が高く、ラフな木製パネルを用いて、自然との協調を考えています。 採光のために壁に小さな穴を開けてアクリル板を嵌めました。このシンプルなトイレが最優秀賞をとりました。 次はトイレに座ると目の前に、階段状に造られた花壇が見えます。花の香りがトイレに入ってくるようです。 3番目は一般的なインテリア素材を用いています。自然環境とのお付き合いは難しそうです。 右端のトイレは壁のスリットから巧みな採光を工夫して、外からの視線は気になりません。 でも教会を連想させるデザインで、自然トイレとはかけ離れた印象でした。
インターネットで【アラビア】を検索すると、実に多くのネットショップが出てきます。現代の輸入陶磁器も、ヴィンテージ品のコレクションもあります。人気が長続きするのは、北欧デザインのクオリティーが時代を超える普遍性を有しているからでしょう。その中にも、時代の潮流と人気アイテムが入れ替わっていく歴史は、興味深いものです。日本の陶磁器の影響を語る初期の製品から、モダンデザインの誕生期や楽しいムーミンシリーズなどお馴染みのキャラクターもあって、懐かしい気持ちでいっぱいです。 私は17年前にフィンランドに住むにあたり、このアラビア社のファクトリーショップで基本の鍋、フライパン、大小のディッシュとマグカップを購入しました。一番シンプルなTeemaシリーズでした。アラビア製品はその硬さと焼成温度で言えば、陶器と磁器の中間のb器(stone ware)ですから陶器より硬くて丈夫ですが、日本や中国、欧州の繊細な磁器(porcelain)よりも肉厚でがっしりしています。「この感じがアラビアだなぁ。」と懐かしく思い出しながら、もちろん、今でも使っています。
テーマのようなミニマルモダンなデザインが主流ですが、昔のものはしっとりした形と厚い釉薬でレトロな印象です。 私も旅先のアンティークショップや蚤の市で何点か買いました。写真のようにロゴも色々です。