CONCEPT
リサイクルの、その先へ
動植物から生まれる、持続可能な資源「バイオマス」の有効活用。
それは、長年リサイクル材の再利用に取り組んできた東リの、サステナブルな社会の実現に向けた新たな挑戦です。
CO₂を吸収して育つ植物、その植物を食べて育つ動物、
これら動植物由来のバイオマスは、CO₂を増やさない「カーボンニュートラル」な資源です。
また、化石資源と比べ、バイオマスは遥かに短いサイクルで生まれる「サステナブル」な資源でもあります。
バイオマスとしての
「卵の殻」に着目
日本人1人あたりの卵の消費量は、年間約339個※。
同時に、大量の卵の殻が発生していることになります。
東リはこの卵の殻の主成分が、ビニル床材の主原料として使用される「炭酸カルシウム」であることに着目しました。
※出典:2022年度 国際鶏卵委員会(IEC)
卵の殻をアップサイクルし、
タイルへ
石灰岩から採れる炭酸カルシウムの一部を卵の殻に置き換え、重量比で25%(タイル1枚=卵の殻約80個)使用した、バイオマス由来のタイルが誕生しました。
資源として活用されることで、卵の殻がタイルとなって私たちの生活空間を彩り、暮らしを支えます。
私たちの生活空間を彩り、暮らしを支えます。
バイオマスとしての卵の殻を使用することは、サステナブルな資源の有効活用に繋がります。
また、工場内端材を再利用することで、環境負荷を限りなく少なくしています。
東リグループ環境への取り組み
環境配慮
LCTシリーズは高い意匠性と優れた機能に加え、環境にも配慮した製品です。
東リグループでは地球環境保全を人類共通の重要な課題と認識し、事業活動において環境負荷低減に取り組み、持続可能な社会への貢献を目指します。
- 優先的に取り組むSDGs
- ■ 安心・安全に配慮した企業活動
■ 温室効果ガス排出量削減・省エネルギーの推進
■ 産業廃棄物の削減・省資源/リサイクルの推進
リサイクル材の使用によるCO₂排出量削減
東リでは、工場内リサイクル材の再利用を行い、産業廃棄物削減に貢献しています。
バイオミックストーン | |
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リサイクル材重量比率 | 52% |
CO₂排出量 | 6.7 kg-CO₂ /㎡ |
CO₂排出量削減率 | 30% |
※自社基準にて算定、リサイクル材を使用しない同一製品との比較
毎日のメンテナンスは、
予防清掃+日常清掃だけ
定期清掃・特別清掃が不要になります。
定期的なワックスメンテナンスを行わなくても、いつまでも美しくお使いいただけます。