スウェーデンビールで粋なランチを楽しみました。フィンランドと比べてスウェーデンは海の幸への理解は深く、「SUSHI」は何年も前から、スウェーデンの食文化に浸透していました。小さい町にもかならず一軒の寿司屋があり、ストックホルムでは中華レストランでも寿司を提供します。ほぼ200mおきに寿司屋の看板!
フィンランドでも寿司文化は広まっていますが、エビ、貝、蟹のメニューはまだ見かけません。エビを食べていると変な顔をする人がまだいます。イタリア首相が「フィンランド料理は世界レベルに達していない。」と公開の場で発言したのには驚きましたが、その意味も少し分るような気がします。南国に比べ、やはり料理の素材に乏しいところがありますから。
波止場のカモメは人に慣れているのか、近づいても逃げません。一方、釣り針と釣り糸が刺さったまま飛んでいる鳥を見ました。鳥が魚を狙って潜った時に海に棄てられた釣り糸に引っかかったと想像します。カモメは何も語りませんが、自然環境はつねに動物のことも思い、常に住み易い環境にしなければならないと教えられました。
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