キッチン
キッチンは機能とデザインのバランスが大切です。手元に窓からの自然光が入る配置計画は、明るさだけでなく、庭や森の景色に視線を向けてくれます。
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(写真)左上:飛行機のラゲージ収納と同じ吊戸棚。照明付ですが、小さな手元窓が大切です。
右上:機能配置は同じでも、花柄のタイルがところどころに入り、昔の面影を演出しています。
右下:光沢感のある白いキャビネットとパノラマ窓。大きな黒い円形の収納は鏡兼用という大胆なキッチン。
左下:横長のパノラマ窓からの自然採光。子供が庭で遊ぶ姿を見守りながら料理ができます。
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(写真)左:大きなシーリングランプから穏やかな間接照明。黒いタイルと白い収納。
中央:キッチンのコーナー収納は、枝豆のサヤみたいな形で完全に外に出るので、出し入れが便利。
右:こちらもコーナー収納の斜め抽斗。知恵を絞っています。
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暖炉
暖炉は部屋だけでなく、心を暖めてくれるインテリアでもあります。ロマンチックで、炎の動きを見つめていると想像が広がり、時間の観念が消えてしまいます。
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(写真)左:正方形の白い壁に正方形の暖炉を入れたシンプルなデザイン。
(写真)中央:イッタラ社から新発売された安全性の高い暖炉です。
低温度なので主暖房にはなりませんが、目で見る火の動きの神秘さを味わえます。燃料はなぞ。
(写真)右:白い壁に縦長に刳り込まれた薪ニッチが斬新なシンプルモダンのデザイン暖炉。
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庭から森へ
バルケアコスキは人口2万人の地方都市です。ここは街の中心から3.5km、「自然に囲まれた広い土地」という豊かな立地条件になります。広い宅地の庭の延長は、そのまま森なのです。森を抜けて、散歩は湖へ続きます。
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(写真)左:ラップランドのテントを連想する形に組んで植えた白樺の若木。
いつか
枝葉が茂れば自然の屋根になり、子供は、冒険心満々で一夜を過ごすテントになります。
中央:どこからか心地よいバイオリンの調べが流れて、見上げると、屋根の上のバイオリン弾き。こんなイベントも楽しみ。
右:庭先に広がる森には野生のベリーやキノコが一杯。自然の森と庭が融合する素晴らしいコラボレーション。
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(写真)自然の石をそのまま残した庭です。フィンランドは岩盤の大地! |
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