湖畔、海辺のレンタル・ハウスのお勧め
フィンランドの西の古都トゥルクからヘルシンキ方面へ50キロくらい戻ったところに、アーキペラゴ(多島海)中に点在する村々があり、どの小さな村にも、必ず教会が建てられています。宗教的な心情を形に残してきた歴史は、共通するのです。この島で、以前は老人ホームだった建物を、私の友人が買い取りました。夫婦二人でリフォームしながら、彼らなりのデザインを施して、素晴らしいインテリアを作り上げています。大きな室内スペースと、真にフィンランドらしい自然環境に恵まれた空間ですが、リーズナブルな価格で長期滞在もできます。
不思議な「動く橋」をめぐる、ちょっとした会話
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YSこの写真で思い出しました。20年ほど前に、オウルからハイルオト島を訪問した時に同じような不思議な船に乗りました。地図で見ると、航路はルート816ですから、確かに動く道かもしれません。
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SN島と島をつなぐ方法は色々あります。車の移動に便利な大型フェリーはエンジンでスクリューを回転するものですが、モーターでウィンチからロープ牽引する方式もあります。人間だけなら2m×1m程度の手摺付きイカダにロープをつないで人力で引いて渡ります。(以前にも紹介しました)この移動方式はロッシ(Lossi)と呼ばれて愛されていますが、今では、フィンランド中で2、3か所しかない貴重な存在になっています。
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YSLauttaと呼ばれていましたが、どんな意味でしょうか? 船というより、甲板に乗ってそのまま動いていくようなイメージです。波の静かな海面でないと危ないと思いますが、このような方式は日本にはないのかしら?
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SH瀬戸内海に面する尾道と対岸の向島との間(200mくらい)に3つの渡船場からこの船に近いものがあり、方向転換せずに車両が渡ります。その内、尾道駅前の渡船は人と二輪のみ。また、因島と生名島の間も400mくらいありますが、方向変換しないフェリーがあります。
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SNオウルとハイルオト島を繋ぐロッシは6.5kmもあり、多分フィンランド最長でしょう。ハイルオト島には行ったことがないのですが、訪れるべき島と言われています。Lauttaラウッタもイカダの意味でよく使われる言葉です。でも、冬になると凍結した海面を車で走っていくのです。
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SHぜひ、なくなる前に一度、これに乗って行ってみたい島ですね……
コメント
ソニーさん、冬ばかりでなく、春も夏も秋も素晴らしいです。季節ことにダイナミックな変化があるということ、そこが良いのだと思います。雪も吹雪もあってこそ、春から夏を過ぎて秋また冬、という自然のサイクルを感じます。さらに、時間の流れ方がゆったりすると、自分を見つめて、風景を味わうことで、一時の感動が深い記憶として刻まれていきます。それは心身の健康につながるのでしょうね。夏だけでなく、一年を通じて訪れてみたいものです。【ちょい住みin Finland ! 】
(せきゆうこ・フィンランドフォーラム・コーディネーター)