東リ 掲示板クロス 2025 テープタイプ、ピンタイプ

「東リ 掲示板クロス」は、用途に応じて選べるテープタイプとピンタイプの2種類があります。

汚れ防止 抗  菌 防かび性 準不燃

主素材:塩化ビニル樹脂

テープで掲示できる商品です。
表面に汚れ防止フィルム(エバール®)をラミネートしており、テープ等の粘着剤が残った場合でも拭取りやすいです。また、石膏ボード下地との組み合わせで準不燃仕上げとなりますので、防火仕上げが求められる場所にお使いいただけます。

※粘着力の弱いテープの場合、掲示物の材質や重さによっては落下することがあります。
※粘着力の強いテープの場合、商品の破損や粘着剤が完全に払取れないことがあります。
※マスキングテープでの掲示をおすすめします。

■  防火性能(施工方法/直張り)

防火種別 2-3
不燃下地 準不燃QM-0804
不燃石膏ボード(厚み12mm以上) 準不燃QM-0804
準不燃下地 準不燃QM-0804
金属下地

商品拡大断面図(厚み約0.54mm)

断面図

規格:巾92cm×50m(乱)

  • WTP-1
    WTP-1NEW
  • WTP-2
    WTP-2NEW
  • WTP-3
    WTP-3NEW
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機能性説明

汚れ防止

汚れ防止品は、フィルム加工を施したもので、所定物質の拭取りに対して「4~5級」の優れた汚れ防止性能を有しています。

■  汚れ防止性能

汚染物 コーヒー 醤油 クレヨン 水性
サイン
ペン
除去剤 中性洗剤 中性洗剤
エバール®
フィルム
5級 5級 5級 4級
一般ビニル 2〜4級 2〜4級 1〜3級 1〜3級

※汚れ防止性能は商品によって多少異なります。目安としてご覧ください。

等級 判定基準
5級 汚れが残らない
4級 ほとんど汚れが残らない
3級 やや汚れが残る
2級 かなり汚れが残る
1級 汚れが濃く残る
<汚染物>
コーヒー、醤油、クレヨン、水性サインペン
<試験方法>
壁紙工業会制定「汚れ防止壁紙性能規定」に準拠。各汚染物を規定されたとおりに表面に付着させ、24時間放置後所定の除去剤にて丁寧に拭取る。
<判定方法>
左表の判定基準にて、4級以上の性能を満たしたものが合格となる。

抗菌

抗菌は、抗菌剤によって商品表面に付着した菌(大腸菌や黄色ブドウ球菌)の繁殖を抑制します。試験後の生菌数が、規定値である「<0.63」の性能を有しています。

【取扱い上のご注意】

  • ● 大腸菌、黄色ブドウ球菌の菌種に対して、増殖を抑制する性能があります。ただし、感染を直接阻止するものではありません。
  • ● 商品表面が汚れに覆われると、充分な抗菌性能が発揮できない場合があります。

■  抗菌性能試験結果

菌種 抗菌性
0時間 24時間
大腸菌 2.1×104 抗菌性 <0.63
無加工品 6.8×105
黄色ブドウ
球菌
1.9×104 抗菌性 <0.63
無加工品 5.7×104

【試験方法】
壁紙工業会制定「抗菌壁紙性能規定」に準拠。5cm×5cmの大きさのサンプルを、抗菌品と無加工品にて用意し、上から試験菌液を滴下した後フィルムをかぶせ、温度35℃、相対湿度90%で24時間培養し、培養後の生菌数を測定する。

防カビ性

商品表面のカビの繁殖を抑制します(所定の試験方法にて「0」の性能を有しています)。

【取扱い上のご注意】

  • ● 商品だけでカビを完全に防ぐことはできません。
  • ● モルタル等の湿式下地や、石膏ボード直張り工法(GL工法等)およびパテ・シーラーを施した箇所は充分に乾燥させてから施工してください。特に防かび性が要求される場所では、糊に防カビ剤を添加することがより効果的です。
  • ● カビは室内環境に大きく影響を受けます。室内の換気、湿度調整等にご注意ください。

■  試験結果の表示方法

菌糸の発育 結果の
表示
肉眼及び顕微鏡下でかびの発育は認められない 0
肉眼ではかびの発育が認められないが、顕微鏡下では明らかに確認できる 1
肉眼でかびの発育が認められ、発育部分の面積は試料の全面積の25%未満 2
肉眼でかびの発育が認められ、発育部分の面積は試料の全面積の25%以上~50%未満 3
菌糸はよく発育し、発育部分の面積は試料の全面積の50%以上 4
菌糸の発育は激しく、試料全面を覆っている 5

【試験方法】
壁紙工業会制定「防かび壁紙性能規定」に準拠。カビを壁紙表面に付着させ、温度24±1℃または29±1℃、相対湿度90%以上で培養する。4週間後、試験片の表面に生じた菌糸の発育状態を肉眼と実体顕微鏡で観察する。

※上記データは代表値であり、保証値ではありません。使用状況や気象条件によって若干異なります。

商品選択上のご注意

  • ● テープによる掲示専用の商品です。

施工上のご注意

下地が出やすい商品

  • ● 丹念にパテ処理を行い、下地を平滑に仕上げてください。
  • ● 糊の塗布量は140〜160g/㎡を均一に塗布してください。(糊付けは通常の糊付機で行ってください。)
  • ● 照明を当て糊だまりスジをローラーで伸ばしてください。
  • ● 折れジワの発生を防ぐため、糊付け時は大きくたたみ、上積みは避けてください。

カールしやすい商品

  • ● フクレや浮き、ハガレを防止するため、出隅入隅部に捨て糊を行ってください。
  • ● 材料のコシが強くカールしやすいため、エチレン酢ビ系のボンドを混入した糊を必ず使用してください。
  • ● 冬季、寒冷地ではできるだけ室内や材料を温めたうえで、オープンタイムを長めに取って施工してください。

その他

  • ● ジョイントは重ね切りで納めてください。ジョイント位置は有効巾内の端部同士で施工してください。
  • ● 下地は乾燥させて平滑に仕上げてください。ネジ、クギ類はサビ止めをしてください。またモルタル下地、ペンキ下地、木質系下地はそれぞれ専用のシーラーで必ず下地処理をしてください。
  • ● 副資材(パテ、シーラー等)をご使用の際は、各副資材メーカーの施工要領、取扱注意事項を必ずご確認ください。