今夏の住宅フェアは、バルケアコスキ市(ヘルシンキから北北西へ145km、タンペレ市からは35km)。湖水地方の町で彫刻家エミル・ビックストロム(1864−1942)の素晴らしいアトリエ建築を見学してフェア会場に到着しました。この作家の一番有名な彫刻作品は、ヘルシンキを訪れた方は必ず思い出すと信じますが、ヘルシンキ中央駅正面のランプを持つ4人の石像です。
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(写真)左は彫刻家エミル・ビックストロムが住んでいた家とアトリエ。右はヘルシンキ中央駅の立像。
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さて、39棟が集まる住宅展示場は町の中心から3.5km。湖へは200m程の森に囲まれた落ち着いた住宅地です。ここは湖には近いのですが、残念ながら森の後ろに隠れています。
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(写真)庭から広がる景色。自分の庭と自然が融合する豪華さ。森の向う側は湖です。
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今年の特色は、スペースの広さと高さ、タイルの床とステンレスの金属的な輝きが目立ちました。フィンランドの家族構成は子供二人と親の4人が一般的ですが、もっと小人数の住宅でも、シャワー室には、ごく普通に2つのシャワーがあります。
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(写真)新築住宅価格は1uに付き平均価格2000ユーロ(約27万円)です。
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