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夢を求めて北極圏へ

サンタクロースとオーロラ体験

2017.4.5 / ソニー・ナカイ(グラフィックデザイナー、在フィンランド)

ホステルに宿泊して

ロヴァニエミ市街地で、2か月前にオープンしたばかりの新しいホステルに泊まりました。とても親切に案内してくれて、印象は10点満点です。

朝食は朝9時で、ホステルのカフェは大きな窓と白い壁、円弧のカウンターを中心に、居心地の良いモダンなインテリアです。サウナも夜8時から9時までは無料サービス。共同キッチンには、ゆったりしたリビングルームで読書。TVもあります。宿泊者同士で旅の情報を交換し、会話を通して友達もできる国境のない世界です。宿泊代金は、一晩4,000円ほどでした。

朝食は朝9時で、ホステルのカフェは大きな窓と白い壁、円弧のカウンターを中心に、居心地の良いモダンなインテリアです。サウナも夜8時から9時までは無料サービス。共同キッチンには、ゆったりしたリビングルームで読書。TVもあります。宿泊者同士で旅の情報を交換し、会話を通して友達もできる国境のない世界です。宿泊代金は、一晩4,000円ほどでした。

ホステルの隣はデザインショップです。奥には地元の手芸家達が集まり、機織りができる設備もあります。

ホステルの隣はデザインショップです。奥には地元の手芸家達が集まり、機織りができる設備もあります。

いざ、サンタ村へ

フィンランドの北極圏線上にあるサンタクロース村には、サンタへの夢とオーロラ体験を求めて、世界中から観光客が押し寄せてきます。それほどまでに、サンタさんを愛する人々が世界に広がっているのでしょう。村を訪れると、若者同士、老人グループ、子供連れファミリーと、赤ちゃんからお年寄りまで世代に関係なく賑わっています。ひと昔前には、ロンドン発着の「日帰りサンタ村ツアー」が話題になっていました。

サンタ村は、ロバ二エミの中心街から10kmで、バスもあります。村の入り口には、北極圏上に位置するフィンランド最北地方が表示された看板に目が留まります。はるばると北極圏までやって来た長旅を満喫する一瞬。表示は上から、フィンランド語、スウェーデン語、ドイツ語、英語、フランス語、ロシア語です。トートバッグにも、サンタ村のロゴが印刷されています。

サンタ村は、ロヴァニエミの中心街から10kmで、バスもあります。村の入り口には、北極圏上に位置するフィンランド最北地方が表示された看板に目が留まります。はるばると北極圏までやって来た長旅を満喫する一瞬。表示は上から、フィンランド語、スウェーデン語、ドイツ語、英語、フランス語、ロシア語です。トートバッグにも、サンタ村のロゴが印刷されています。

サンタ村に入るとすぐに広場があり、その周りにはレストランやお土産ショップが建ち並んでいます。広場の中心にあるサンタの帽子をイメージした三角屋根のパビリオンでサンタさんが待っているのです。

サンタ村に入るとすぐに広場があり、その周りにはレストランやお土産ショップが建ち並んでいます。広場の中心にあるサンタの帽子をイメージした三角屋根のパビリオンでサンタさんが待っているのです。

巨大なスノウマンの前で記念写真。サンタ・ツリーには日の丸も飾られていて、嬉しいです。

巨大なスノウマンの前で記念写真。サンタ・ツリーには日の丸も飾られていて、嬉しいです。

(写真左)ロヴァニエミ市のサンタ村から東京までの直線距離は7340kmです。直行便なら、ヘルシンキのヴァンター空港から約10時間のフライトで、幸運にめぐまれれば、機内からオーロラを観賞することもできます。(写真右)赤ちゃん連れでサンタ村に来る家族も多いのでしょう。赤ちゃんからのサンタへの思い出の印として、『おしゃぶり』を残していったのでしょうか? カラフルな「おしゃぶり」が記念に飾られていました。

(写真左)ロヴァニエミ市のサンタ村から東京までの直線距離は7340kmです。直行便なら、ヘルシンキのヴァンター空港から約10時間のフライトで、幸運にめぐまれれば、機内からオーロラを観賞することもできます。
(写真右)赤ちゃん連れでサンタ村に来る家族も多いのでしょう。赤ちゃんからのサンタへの思い出の印として、『おしゃぶり』を残していったのでしょうか? カラフルな「おしゃぶり」が記念に飾られていました。

サンタ村を訪れる観光客は毎年増えています。より多くの人々に来て頂き、一生の思い出としてサンタさんとの出会いと神秘的なオーロラを経験できるように、居心地のよいフィンランドデザインのホテルは工事中でした。

サンタ村を訪れる観光客は毎年増えています。より多くの人々に来て頂き、一生の思い出としてサンタさんとの出会いと神秘的なオーロラを経験できるように、居心地のよいフィンランドデザインのホテルは工事中でした。

さらにサンタのテーマ音楽に合わせてトナカイそりの体験、サンタがいつも一休みする三角形のテントはコーヒーショップという具合に、新しいイベントブースが建築中でした。一休みするときは、トナカイの皮の上に座り、焚火を囲んでゆっくりとトナカイを観賞します。

さらにサンタのテーマ音楽に合わせてトナカイそりの体験、サンタがいつも一休みする三角形のテントはコーヒーショップという具合に、新しいイベントブースが建築中でした。一休みするときは、トナカイの皮の上に座り、焚火を囲んでゆっくりとトナカイを観賞します。

スペイン生まれの宣教師フランシスコ・ザビエルが日本の山口市で初めてサンタクロースを紹介しました。それが縁になって、ロヴァニエミと山口は姉妹都市となり、山口県の文化がサンタ村で紹介されていました。

スペイン生まれの宣教師フランシスコ・ザビエルが日本の山口市で初めてサンタクロースを紹介しました。それが縁になって、ロヴァニエミと山口は姉妹都市となり、山口県の文化がサンタ村で紹介されていました。