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緑と自然に囲まれて、毎日の贅沢を!

住宅フェア2015情報

2016.01.21 / ソニー・ナカイ(グラフィックデザイナー、在フィンランド)

広がるスペースを表現したリビング

ダイニングと繋がるリビングに十分な広さを感じるインテリア。これがフィンランドのインテリアデザインの定番となっています。2階に続く吹き抜け空間は10m近い天井までスペースが広がります。高級で豪華なインテリアトレンドというより、もはや普遍化されてきました。

(写真左)左はライトグレーの壁が窓枠の白を引き立たせ、白い壁掛けスピーカーが印象的です。暖炉の前はカーペット敷きの低いフロアになっているので、キャンピングの雰囲気を連想させます。赤色系ソファとクッションがアクセント。(写真右)1階のリビングを吹き抜けの2階から眺めています。白一色の室内を、朱色のイージーチェアが引き締めます。右側の黒いマットはインテリアの一部ではなく、一般公開時の保護用マットです。フェア終了後に住人が住みますから。

(写真左)左はライトグレーの壁が窓枠の白を引き立たせ、白い壁掛けスピーカーが印象的です。暖炉の前はカーペット敷きの低いフロアになっているので、キャンピングの雰囲気を連想させます。赤色系ソファとクッションがアクセント。
(写真右)1階のリビングを吹き抜けの2階から眺めています。白一色の室内を、朱色のイージーチェアが引き締めます。右側の黒いマットはインテリアの一部ではなく、一般公開時の保護用マットです。フェア終了後に住人が住みますから。

(写真左)リビングの脇にオープンな階段と透明ガラスの仕切りを設けて、全体のスペースを大きく見せています。フィンランドの冬は日照時間が短く、反対に夏は長いので、1年を通じて自然な太陽の光を取り入れる工夫が重要。リビングには大きな引き戸サッシがあり、庭へ続くバルコニーに出られます。大きな窓には大きな意味があるのです。(写真右)右は吹き抜けにつながるリビングの1階天井端部を緩やかな円弧にしてデザイン性を高めています。長いソファも印象的でした。今年のインテリアカラーは去年と同じで白を基調として、家具の色をアクセントに生かしていました。

(写真左)リビングの脇にオープンな階段と透明ガラスの仕切りを設けて、全体のスペースを大きく見せています。フィンランドの冬は日照時間が短く、反対に夏は長いので、1年を通じて自然な太陽の光を取り入れる工夫が重要。リビングには大きな引き戸サッシがあり、庭へ続くバルコニーに出られます。大きな窓には大きな意味があるのです。
(写真右)右は吹き抜けにつながるリビングの1階天井端部を緩やかな円弧にしてデザイン性を高めています。長いソファも印象的でした。今年のインテリアカラーは去年と同じで白を基調として、家具の色をアクセントに生かしていました。

長くて寒い冬に、雰囲気いっぱいの暖かさを演出してくれる暖炉は、重要なインテリアのポイント。壁の羽目板も白樺の薪も、この空間にぴったりです。細長いリビングの庭側は壁全体が開口窓になり、庭につながっています。天井に見える梁は構造体ですが、そのまま見せています。このソファの後ろに暖炉があります。

長くて寒い冬に、雰囲気いっぱいの暖かさを演出してくれる暖炉は、重要なインテリアのポイント。壁の羽目板も白樺の薪も、この空間にぴったりです。細長いリビングの庭側は壁全体が開口窓になり、庭につながっています。天井に見える梁は構造体ですが、そのまま見せています。このソファの後ろに暖炉があります。

やはり窓の大きなモダンリビングの空間も、モノトーンのインテリアに森の緑が映えます。

やはり窓の大きなモダンリビングの空間も、モノトーンのインテリアに森の緑が映えます。

キッチンからダイニングとリビング、そして庭へ続く半室内のバルコニーやベランダも一部はガラス窓で囲まれています。冬の風が強くても、直接は吹き付けません。4つのスペースが一体化したインテリアは、動きやすさとスペース感を重視するフィンランド住宅の基本コンセプトといえるでしょう。ローズ系のソファに柄ものテキスタイルと薔薇の花。大人っぽい甘美な雰囲気ですね。

キッチンからダイニングとリビング、そして庭へ続く半室内のバルコニーやベランダも一部はガラス窓で囲まれています。冬の風が強くても、直接は吹き付けません。4つのスペースが一体化したインテリアは、動きやすさとスペース感を重視するフィンランド住宅の基本コンセプトといえるでしょう。ローズ系のソファに柄ものテキスタイルと薔薇の花。大人っぽい甘美な雰囲気ですね。

バルコニーは室内部分と外気部分が続き、スライドのガラス戸を閉めれば、半戸外の空間になります。

バルコニーは室内部分と外気部分が続き、スライドのガラス戸を閉めれば、半戸外の空間になります。