カーテン用語集 CURTAIN GLOSSARY

知っているようで知らないカーテンの言葉について解説とともにご覧いただけます。

50音順

安眠 [ あんみん ] good sleep

寝室などの快適な睡眠のための空間作りには、カーテンが大きな役割を果たします。 「安眠・快眠」を左右するのは「光」と「音」です。近所の音が気になったり、部屋が明るいとなかなか寝付けなかったり、途中で目が覚めてしまう場合があります。人は人生の3分の1を寝て過ごすと言われています。しかし、いくら十分な時間を眠りに割いても、質の高い眠り=「安眠・快眠」が得られなければ疲れはとれません。
光と音の問題をカーテンでコントロールすれば、安眠のためのより快適な環境を作り出すことができます。光については、外の光が室内に射し込むのを防いでくれる「遮光カーテン」がおすすめです。主に寝室で使われることを目的に作られたカーテンで、1級「真っ暗」→3級「薄暗がり」まで、お好みの「暗さ」を選ぶことができます。
遮光カーテンの中でも、裏面に樹脂コーティングが施されたものは「遮音性」も高く、外からの音を防ぐ効果があります。東リのカーテンシリーズ「エルーア」の遮音性を備えたカーテンは、音の中でも特に耳に響く高音を軽減してくれます。ピアノの音なら30分の1、ジェット機音なら100分の1まで減らすことが可能です。
寝室のカーテンを上手にセレクトして、より快適な眠りを確保できる室内環境作りを目指してください。

色あせ [ いろあせ ] faded curtains

カーテンなどのファブリックに見られる「色あせ」の主な原因には、次の2つがあげられます。1つは、太陽の光に含まれる紫外線によって、生地の染料が化学反応をおこすというもの。もう1つは洗濯による色落ちです。前者の紫外線による色あせは毎日少しずつ進行していくものなので、気が付かないケースが多いようです。
生地が色あせする度合いをチェックする基準が「耐光堅ろう度」と「洗濯堅ろう度」です。「耐光堅ろう度」は光による色あせを、「洗濯堅ろう度」は洗濯による色落ちの程度を示すものです。「耐光堅ろう度」は1級から8級まで、「洗濯堅ろう度」は1級から5級までの等級に分かれ、共に数字が高いほど色あせしにくいことを示しています。
東リカーテンは「耐光堅ろう度」「洗濯堅ろう度」共に4級以上をクリアしています(一部商品を除く)。

ウインドウトリートメント [ ういんどうとりーとめんと ] window treatment

ラウンドシェード〔ピーコック〕

「ウインドウトリートメント」とは、窓回りを装飾的に演出すること。装飾に欠かせないカーテンやローマンシェード、ロールスクリーンなどの製品の総称として使われることもあります。
「ウインドウトリートメント」の言葉を最もイメージしやすいカーテンのスタイルに、ドレープが美しく華やかなバルーンシェードや写真(上)のラウンドシェードがあげられます。直射日光や外からの視線を防ぐだけでなく、インテリアの一つとして、見せる・見られることを意識して作られたスタイルです。
最近では、カーテン×ローマンシェードの組み合わせも窓辺をすっきりと演出できることから人気を呼んでいます。同じ色やテイストのドレープ地同士でコーディネートすれば、センスよく、かつ個性的に窓辺を演出することができます。また、厚地同士なので断熱性にもすぐれ実用的です。
ウインドウトリートメントに正解はありません。自由な発想でスタイルのコーディネートを楽しんでみてください。

ウエイトテープ [ うえいとてーぷ ] weight tape

レースカーテンの裾全体に均等に重さを加えることで、すっきりとした美しさを生み出すのが「ウエイトテープ」。裾を三つ折りにしたレースカーテンよりも見た目が軽やかで、ウェーブもなめらか。レースカーテンをより透明感あるものに仕上げてくれます。
「ウエイトテープ」は鉛玉などの金属を鎖状にして布でくるんだもので、その重さは1mあたり10~50gほど。その形状から「ウェイトチェーン」と呼ばれることもあります。金属ですが耐久性も強く、そのままお洗濯をすることも可能です。
「ウエイトテープ縫製」は、レースの中でも軽く透明感のあるボイル地の方がより美しく仕上がります。
カーテンをより美しく見せるための重りには、「ウエイト」と呼ばれるものがあります。これはドレープなどの厚手の生地に施されるもので、裾の両端に重りを入れることで、カーテンの両端が引き伸ばされ、シルエットが整いやすくなります。既製カーテンにはほとんど見られませんが、東リでは、スタンダード縫製にもこの「ウエイト」を採用しています。

大掃除 [ おおそうじ ] cleaning

年に一度の大掃除にはカーテンもきれいにしましょう。窓辺で外気や室内の空気にさらされているカーテンは、目に見える以上に汚れています。レースもドレープもきれいに洗って、すっきりとした気持ちで新年を迎えましょう。
まずは、カーテンについているホコリをよく払い落とします。その際に、生地にほつれなどがないことをチェックしましょう。カーテンに付いている「取り扱い絵表示」を確認し、生地を痛めないようにフックを取り外してから、「洗濯機洗い」「手洗い」「ドライクリーニング」など、カーテンに応じた方法で洗います。
カーテンのお掃除で見落としがちなのがカーテンレール回り。ほこりを払う程度なら水拭きで十分ですが、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めたものを用い、最後はきれいに水ぶきして仕上げるようにします。フックやランナーも同様です。
いつまでも清潔で美しいカーテンを保つためには、日頃からのお手入れが肝心です。年1回の大掃除の時だけでなく、レースは数ヶ月1回、ドレープも半年~1年に1回程度の頻度で洗濯するよう普段から心掛けましょう。

オーストリアンシェード [ おーすとりあんしぇーど ] Austrian shade

フリル付

レースやドレープを上下に昇降させるローマンシェードの一つ。細かいタックが全面にとられ、優雅で美しいウェーブがさざ波のように並びます。ゴージャスな雰囲気を持った伝統的なスタイルで、ホテルのロビーなどでもよく見かけられます。
繊細なウェーブが特徴のスタイルだけに、レースなどの薄くやわらかい生地が向いています。ヒダ倍率はヨコ約1.5倍、タテ約2.5倍。使用する生地の量から言っても、贅沢な1枚と呼べそうです。
上下に開閉はできますが、オーストリアンシェードの場合は常にシェードを降ろした状態にしておくのが基本。リビングなどの幅・高さともに大きな窓に映えるスタイルです。
シェードの昇降方法は「コード式」と「ドラム式」の2タイプ。カーテンレールではなく、ブラインドのような専用のヘッドレールとブラケットで取り付けます。

カーテンレール [ かーてんれーる ] curtain rail

「カーテンレール」とは、その名の通りカーテンを吊るためのレールのこと。マンションなどの場合は、最初から取り付けられていることが多く、すでにあるカーテンレールをそのまま使っているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、ボックスやバランスなどでレール部分が覆われている場合をのぞき、カーテンレールもまたカーテンの一部として、お部屋の雰囲気作りに欠かせない重要なアイテムです。インテリアやカーテンにこだわるのなら、カーテンレールにも目を向けて、よりイメージにぴったりのものを選ぶとよいでしょう。
一般的な「機能レール」に対し、よりデザイン性や素材を追求したカーテンレールを一般に「装飾レール」と呼びます。その形状から「カーテンポール」と呼ばれることも。暖かみのある木製のものから、スタイリッシュなアイアンタイプまでさまざま。見せることを意識して作られているので、レールの両端に付けられるキャップの形状も球体から槍型、うずまき状など多種多様です。同じカーテンを作るのなら、カーテンレールにもこだわって、より個性的なコーディネートを楽しんでみてください。

キータッセル [ きーたっせる ] key tassel

アンティークショップなどで、ヨーロッパ調の古い家具の鍵穴に房飾りの付いた鍵が差し込まれているのを見たことがありませんか?
「キータッセル」とは、まさにその鍵(キー)に付けられている房飾り(タッセル)のこと。
現在では鍵だけでなく、クッションやテーブルクロス、ベッドカバーなどのコーナーに装飾品の一つとして施された小さな房飾りのことも「キータッセル」と呼びます。房の部分はおおよそ10cm前後。カーテンとコーディネートして作ったベッドスプレッドやクッション、テーブルクロスなどに合わせれば、グレード感が確実にアップします。また、リビングなどのドアノブにインテリアの一つとして飾ってみるのもおしゃれです。

クラッシャー加工 [ くらっしゃーかこう ] crush processing

「クラッシャー加工」とは、生地を特殊な加工で押しつぶすことにより、故意にしわを寄せる加工のことです。「クラッシャー加工」以外に、「クラッシュ加工」「しわ加工」と呼ばれることもあります。カーテン地ではレース地に施されることが多く、高級レースカーテンの代名詞とも言える加工の一つです。
「クラッシャー加工」が施された生地には、洗い晒しのようなクシュクシュとした凹凸が生まれるため、独特のナチュラルな風合いを楽しむことができるようになっています。同じポリエステルでも見た目や手触りがやわらかく、加工をしていないものよりもやさしい印象をお部屋に与えてくれます。素材感を楽しみたいスタイリッシュな空間にもおすすめです。
東リでは、写真のようなクラッシャー加工を施した生地に上品な刺繍をあしらったワイドレースをご用意しております。ワンランク上の空間演出にお役立てください。

グリーン購入法 [ ぐりーんこうにゅうほう ]

グリーン購入法とは、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」のこと。2000年5月24日に成立、2001年4月1日から施行されています。国の機関や企業などが物品を調達する際、環境への負荷が少ないものを調達するように定めた法律です。
グリーン購入法にはたくさんの製品分野が想定されており、インテリアでは、カーテンやカーペット、ベッドなどが含まれます。適応商品と認められるものは、環境負荷の少ない材料で作られていたり、燃やしても有害なガスが出ない、強くて長持ちなので結果的に自然に優しい、などさまざまな側面があります。

黒ずみ [ くろずみ ] somber

カーテンにたまったホコリや汚れを放置しておくと、カーテン生地の色がくすんだり、洗濯をしたあとも汚れが落ちずに黒ずんで見える場合があります。この現象をカーテンの「黒ずみ」と言います。
カーテンは、屋外の土ぼこりや室内のホコリ、タバコの煙、窓やサッシに付着した汚れなど、様々な汚れにさらされています。汚れが付着したカーテンをそのまま放置すると、長い時間をかけて汚れがカーテンの繊維の中にまで入り込んでしまいます。いったん繊維の中に入りこんだ汚れは通常の洗濯では落ちにくく、いくら洗濯してもカーテンの色が本来の色に戻らなくなってしまいます。

結露 [ けつろ ] condensation

結露

「結露」とは、冬の窓ガラスなどに見られる水滴のこと。空気には目に見えない水分が含まれています。空気中の水分量を湿度と呼んだりしますが、暖かい空気と冷たい空気では、その中で持っていられる水分量が異なります。そのため、急激な温度差が生じると、空気の中で持てなくなってしまった水分が水滴となってあらわれるのです。
冬の窓ガラス付近は冷たい外気によって空気が冷えた状態にあります。一方、室内は暖房や人の熱で暖かくなっています。そのため、その境目にある窓ガラスに「結露」が発生してしまうのです。南側よりも北側にある窓の方が、室内外の温度差が大きくなるので結露があらわれやすくなります。
窓ガラスそのものは吸水性がないので、結露に影響されることはありません。しかし、カーテンが結露に触れてその水分を吸収してしまうと、そこに汚れが付着してシミやカビの原因になります。カーテンが結露に触れた場合はできるだけ早く水分をふき取るようにしましょう。結露を防ぐには、雨戸を閉めるなどして、窓の外側にもう1つの空気層を作り、温度差を少なくするのがよいでしょう。

採寸 [ さいすん ] measurement

掃き出し窓
腰高窓
出窓(複数のレール)
出窓(カーブレール)

窓のサイズを測り、カーテンの仕上り巾や丈を割り出すことを「採寸」と言います。オーダーカーテンの場合、発注時に専門家が採寸してくれますが、自分でも測っておくと便利。スタイル選びの参考になるほか、それを元におおよその見積りを出してもらうこともできます。

■掃き出し窓の場合
仕上り巾: レールの長さ×1.05(カーテンのゆとり)
仕上り丈: レールのランナー下から床までの高さ-1~2cm

■腰高窓の場合
仕上り巾: レールの長さ×1.05(カーテンのゆとり)
仕上り丈: レールのランナー下から窓枠までの高さ+15~20cm

■出窓(3面窓)の場合
仕上り巾: 複数のレールを使う場合
各レールの長さ×1.05(カーテンのゆとり)
カーブレールの場合
レールの長さ×1.05(カーテンのゆとり)
仕上り丈: レールのランナー下から窓枠までの高さ-1~2cm
※二重吊りの場合、レースはドレープより1~2cm短くします。

シックハウス症候群 [ しっくはうすしょうこうぐん ] sick house syndrome

「シックハウス症候群」とは、建材や家具に含まれるホルムアルデヒドやトルエンなどの揮発性有機化合物(VOC)が、室内の空気を汚染することによっておこる健康障害のこと。「化学物質過敏症」、あるいは「シックスクール症候群」「シックビル症候群」と呼ばれる場合もあります。
症状は、頭痛、吐き気、倦怠感、皮膚炎など人によってさまざま。化学物質に対する許容量は人によって異なるため、同じ環境にいても発症する人としない人がいます。
シックハウス症候群を防ぐには、まず第一に、リフォームや新築の際に、危険な揮発性有機化合物を含む建材を使用しないことが大切です。ダニやカビなどの発生を防ぐこと、お部屋の換気を十分に行うこと、暖房器具も有害物質が出ないようなものを利用する、ということも有効です。
東リでは、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物を分解・消臭する「消臭」カーテンをご用意しております。光触媒による分解作用を利用しているので、その効果は半永久的。太陽光だけでなく、室内の蛍光灯でも同様の効果が得られます。いつも快適で安心なお部屋づくりのために、ぜひご活用ください。

遮音性 [ しゃおんせい ] soundproof

1枚の布であるカーテン。でもその遮音性能は意外なほど高いものがあります。普通、5デシベル音が消えると、はっきり静かになったなと感じ、10デシベル下がれば音が半減した感じになるのです。
それが、東リの遮音カーテンでは、独特の樹脂コーティングを施しているので高い遮音性を実現しています。その効果は耳にこたえる高い音ほど大きく、ピアノの音で約15デシベル、ジェット機の音なら20デシベル近くも音を減らしてくれます。
建築などの世界では、重いものほど防音性が高いと言われ、建築用の遮音シートなどは鉛が加えられた重い素材だったりします。でも、カーテンでそんな重いものがあれば、カーテンレールからつけ替えなければならなくなります。東リの遮音カーテンなら、そうした心配はありません。外からの音をカットして落ち着いた環境を作る一方、部屋の音を外に漏らしにくいので、密集した住宅地にも最適です。

遮光性 [ しゃこうせい ] suncut

遮光1級
遮光2級
遮光3級
※これは遮光等級の程度を比較した写真です。同じ遮光等級でも品番によって実際の見え方は異なります。

遮光とは、外の光が内部に射し込むのを防いだり、中の光が外に漏れるのを防ぐことを言います。実に人生の3分の1を占めると言われる睡眠をより快適な環境で得られるよう、また、室内の人影がカーテンに映ることがないよう開発されたのが、この遮光性を重視した「遮光カーテン」です。
カーテンの機能の中でも、主に寝室で使われることを前提に、外光を遮ることを主目的につくられた「遮光カーテン」には、そのレベルに応じて3つの等級が与えられています。カーテンの四隅をしっかりと閉じた状態で体感できる遮光具合は、1級で「真っ暗」→3級で「薄暗がり」程度となります。1級の「真っ暗」は人の顔の表情が識別できないレベル。2級は人の顔や表情がわかる程度、3級では人の表情はわかるものの、事務作業をするには暗いと言った具合です。カーテンを吊す場所や目的に応じて等級を選ぶとよいでしょう。
また、遮光カーテンでないものでも、裏地と組み合わせることで遮光性をアップすることができます。これだと生地の選択範囲がより広がる上、気になるカーテンの裏面も美しく見せることができます。当社では、推奨裏地をご用意しておりますので、よりおしゃれで個性的なコーディネートをお楽しみいただけます。

消臭 [ しょうしゅう ] deodorization

一見きれいなカーテンなのに、近寄ってみるとその日の料理やたばこのにおいがしみついて、なんだかにおうという経験はありませんか。においのこもりやすいお部屋はもちろん、風通しのよいお部屋でも、空気はカーテンを通って外に出るので自然と生活臭がしみこんでしまいます。気になるこれらのにおい・悪臭はもとより、話題のシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)をも分解し、消臭するのが当社の「エアファイン」カーテンです。
東リでは、「酸素触媒」の働きにより、光触媒と同様の性能を持ち、光の当たらない暗所においても消臭効果を発揮し続ける東リ「エアファイン」カーテンをご用意しております。ナノテクノロジーにより開発された非常に細やかな粒子(ナノ粒子)からなるため、生地の風合いを損ないません。また、光触媒と同じく分解タイプですので、吸着系のような飽和は起こりません。更に、独自の技術により、アルデヒド系に対する初期の消臭性能も高めています。いつも快適で安心なお部屋づくりのために、ぜひご活用ください。

スカラップ [ すからっぷ ] scallop

室内からはもとより、戸外からも裾のラインが美しくエレガントに見える上品なスタイルです。ボイルやレースなどの透けた生地に施されることが多く、やわらかなイメージで出窓や腰高窓などを演出します。
元々「スカラップ」とは、ホタテ貝の縁を意味し、カーテンでは、裾がそのような扇形あるいは波形になったものをこう呼びます。
一般的には共布のレースでフリルをつけることが多いですが、トリムやマクラメをつけることで、さらにエレガントな雰囲気を醸し出すことができます。また、スカラップと言っても裾の表情はさまざま。ドレープ性を左右するひだのタイプも「三ツ山(フランスひだ)」と「ペンシルギャザー」があります。お部屋の雰囲気に合わせて、お好みのタイプをお選びください"

タッセル [ たっせる ] tassel

一般的に「タッセル」とはショールなどの縁につけられる房飾りのことを言います。また、靴の甲の部分に革製の房が付いたローファータッセルで、この名をご存じの方も多いかもしれません。本来は、マントの留め具という実用的なものでしたが、現在は装飾的な意味合いが強くなってきているようです。
カーテンで言う「タッセル」とは、カーテンを束ねておくためのひもや房飾りのことで、装飾ポイントの重要なアイテムと言えます。
一般的には共生地のものが多く見られますが、よりフォーマルに仕上げたいなら房付きのタッセルがおすすめです。お客様をお招きするリビングなどに向いています。また、ロープ状のループタッセルはどんなスタイルにも合いやすいタイプです。このほかにも、トリム付きやリボン、フリルタイプなど、色はもちろん、種類もさまざま。凝ったタッセルで1ランク上の演出に挑戦してみてはいかがでしょう。

断熱効果 [ だんねつこうか ] insulation

カーテンには、夏の暑さや冬の寒さを防ぐ「断熱効果」があります。窓ガラスは非常に熱を伝えやすい素材。外の温度に影響されやすく、冬場にカーテンのない窓辺にいると、しんしんと冷え込んでくるのはそのためです。カーテンはそういった冬の冷気の侵入を防ぎ、室内の暖かい空気を外に逃さない役割を果たしています。逆に夏場は、強い日差しを防ぎ、お部屋の空気が暖まるのを防いでいるのです。
カーテンの「断熱効果」は厚みがある生地ほど高くなります。レースよりもドレープが、ドレープでも太い糸で隙間なくしっかりと織られた生地ほど、その効果は高まります。カーテンのヒダも「断熱効果」を高める要素の一つ。ヒダの谷間に空気を抱え込み、窓とお部屋の間に見えない壁を作りだして暑さ・寒さを防いでくれます。一重よりも二重の方がこの壁がより強固になるので、二重吊りは見た目の豪華さだけでなく、断熱性の意味でも優れた吊り方と言えるでしょう。
この空気の壁をより完璧にする方法として、上部にカーテンボックスをつける、腰高窓に床までの長さのカーテンを吊るなど、カーテンの上下から空気が流れ出るのを防ぐ方法があります。両端が壁側に曲がったカーブレールは横から空気が流れ出るのを防いでくれます。

ツートンカラー [ つーとんからー ] two-tone coloring

タテ
ヨコ

「ツートンカラー」とは、同系色やコントラストの強い二つの色を組み合わせて配色することを言います。窓辺を表情豊かに演出するためには、カーテンのカラーコーディネートは欠かせないポイントの一つ。「カーテンは単一の生地から作るもの」というイメージをお持ちの方に、ぜひお試しいただきたい新しいカーテンスタイルです。
東リのオーダーカーテン「ツートンカラー」(別注縫製)では、2種類の生地を組み合わせてカーテンを作ることができます。写真ではわかりやすいよう無地のドレープを使っていますが、異なる柄との組み合わせも可能です。切り替え方法は、ヨコとタテの2種類からお選びいただけます。タテの切り替えは、閉じた時と開けた時で色の配分が変わり、異なる雰囲気を楽しめるのが特徴です。
同系色でソフトにまとめてみたり、コントラストの強い色でシャープに演出するのもおすすめです。より個性的な1枚を、という方は、無地とプリント柄の生地や、プリント柄の生地同士を組み合わせてみるのもよいでしょう。既成概念にしばられない、自由な発想のコーディネートをお楽しみいただけます。
オーダーカーテンの魅力は、世界で1枚だけのオリジナルカーテンを作れることです。東リ・別注縫製「ツートンカラー」は、その醍醐味を味わえる縫製方法のひとつと言えるでしょう

ティニーシェード [ てぃにーしぇーど ] tiny shade

ティニーシェード

玄関先の飾り窓や採光用の小窓をおしゃれに演出できるのが「ティニーシェード」です。ムースと呼ばれることもあります。
操作コードを引くと、裾の形はそのままに、中央のリボン部分を中心にシェードが昇降していきます。丈が仕上がり巾の1.2倍以上ある窓からオーダーすることができますが、基本的にはより縦長の窓の方が映えるスタイルと言えるでしょう。

出窓 [ でまど ] bow window

「出窓」とは、壁面から外側に向けて張り出した窓のこと。見た目のおしゃれさ、窓や張出部分にディスプレイをする楽しさなどから、出窓を取り入れた家も増えてきています。
出窓を彩るカーテンとして人気なのは、柔らかなレースの表情や裾のラインがエレガントな「スカラップ」「バルーンシェード」といったスタイルカーテンです。レール中央で左右のフックを交互にかけてカーテン上部を固定する「センタークロス」や「クロスオーバー」も、タッセルで束ねられたカーテンのドレープ性が美しく、出窓にあったスタイルと言えます。
同じカーテンを吊るのでも、多角形の窓に沿った形で1枚のカーテンを吊るのか、窓枠毎に分けるのか。あるいは出窓のある壁に沿って直線的に吊るのかで、その印象は変わってきます。また、屋外から見た時の出窓のディスプレイを楽しみたいのなら、カーテンの裏地にも気をつかってみましょう。

透過性 [ とうかせい ] permeability

一般レース
ミラーレース

カーテンの「透過性」とは、太陽などの光がカーテン生地を通り抜ける度合いを示すもの。一般に、レースなどの薄手のカーテン生地は透過性が高く、反対にドレープなどの厚手のカーテン生地は透過性が低いといえます。
レースカーテンの場合、透過性が高いものほど太陽光をたっぷりと取り入れることができます。その反面、屋外からも室内の様子が透けて見えてしまうため、プライバシー保護や防犯の面から不安を感じられる方も多くいらっしゃいます。
東リでは、レースの裏面(窓側の面)に光沢感を持たせることで光を反射し、外からの視線を防ぐことができる「ミラーレース」をご用意しております。ミラーレースは太陽光線(紫外線・可視光線・赤外線など)を一般レースよりも約20%多くカット。室内の家具や内装材の、紫外線による日焼け防止にも効果的です。また、冷房効率も上がるため、省エネルギーにもなります。
ミラーレースを使えば、外からの視線を気にせず、快適な一日をお過ごしいただけます。

トリム [ とりむ ] trim

トリム
ブレード
フレンジ

カーテンの裾や縁、バランス(上飾り)などに縫いつけて、カーテンをドレスアップをするためのアクセサリーが「トリム」です。「トリミング」と呼ばれる場合もあります。
ひと口に「トリム」と言っても、さまざまなタイプがあります。
一つはレースカーテンの縁に縫いつける幅の細い(50~125mm程度)装飾用レース。裾に使われる幅広レース(190~370mm程度)は「マクラメ」と呼ばれ、「トリム」とは区別されています。
もう1つは「ブレード」とも呼ばれるテープ状のもので、ドレープカーテンやバランスと組み合わせることで、ゴージャスに、クラシカルにカーテンを演出することができます。
「ブレード」に房飾りが付いたものは「フレンジ(フリンジ)」と呼ばれ、このタイプはバランスに使われることが多いようです。

ドレープ [ どれーぷ ] drape

元の意味は、「布が、その重さによって自然に垂れ下がってできるひだ」のこと。スカートやワンピース、ショールなどでも、自然にできるドレープは、見た目の美しさ、優雅な感じをかもし出す大切な要素となっています。センタークロスや、バルーンシェードのカーテンなら、ドレープの美しさを堪能できるでしょう。
カーテンでは、一般にドレープとレースを分けており、レース以外の普通のカーテンを「ドレープ」と呼んでいます。カーテンにおいては見た目の美しさも大切ですが、ひだは、開け閉めをスムースにしたり、暖かい空気の層を抱き込んで保温性を高めたりする大切な機能となっています。
いわゆるカーテンの波打つ形については、「プリーツ」と呼びます。蒸気で布にプリーツ形状を記憶させたプリーツ加工のカーテンなら、開いた状態でもすっきりとまとまり、美しく波打つプリーツを楽しむことができます。

バイアステープ [ ばいあすてーぷ ] bias tape

「バイアス」とは、英語で「斜め」の意。バイアステープはカーテンの裾や縁を飾るときに用いられます。布目に対して45度の角度で裁断して作られた「バイアステープ」は、布目に沿って裁たれた生地よりも布の伸びが大きく、しなやかにラインに沿うのが特徴です。
東リでは、カーテンをより個性的に演出できるオプションアイテムとして、カーテンの「バイアステープ縫製」を行っています。バイアステープのカラーは、ホワイトに近いナチュラルからチェック・ブルーまで全18色。
ドレープと同系色のオレンジイエローのテープでかわいらしくまとめたカーテンの、バイアステープの色をブルーやグリーンに変えれば、より活発な印象にも。同じカーテンでもバイアステープの配色により、異なるイメージをお楽しみいただけます。

掃き出し窓 [ はきだしまど ] window

「掃き出し窓」とは、その名の通り、ほうきでホコリをそのまま外に掃き出すことができるよう、窓枠が床の高さまで開けられた窓のこと。掃除機が普及した現在では、庭やベランダに出るための意味合いが強く、「テラス窓」とも呼ばれています。
面積が大きい「掃き出し窓」は、さまざまなカーテンスタイルを楽しめる窓。カーテンレールをすっぽりと覆い隠すカーテンボックスや上飾りのバランスを付ければ、より豪華にお部屋を演出してくれます。
また、陽射しが心地よい春先などは、レース地で作ったパネルカーテンがおすすめです。モダンな障子を思わせるフラットなレース越しにテラスや庭の様子が楽しめるだけでなく、空間をより広く感じさせてくれます。
ちなみに、窓枠下部が壁の中ほど、ちょうど腰の高さの辺りまでの窓を「腰高窓(腰窓)」、採光を主な目的として作られた小窓を「光窓(採光窓)」と呼びます。

ハトメタイプ [ はとめたいぷ ] eyelet type

「ハトメ」とは、革製品や布などにヒモを通す丸い穴のことで、その穴がほつれないよう打ちつける環状の金具もまた「ハトメ」と呼びます。その形状が鳩の目のように丸いことから「鳩目(ハトメ)」と名付けられたとか。
ハトメタイプのカーテンは、ひだ山を取らないフラットな生地に、一定ピッチでハトメをほどこし、そこにカーテンポール(装飾レール)を通して吊します。全体にすっきりとした印象で、ウェーブもナチュラル。
子供部屋など明るく元気な印象にしたいお部屋では、ビタミンカラーの生地を使ってカジュアルでポップな表情に。リビングや寝室など落ち着いた大人の空間を演出したいなら、モダンな柄やシックな色合い、無地の場合はハイセンスな織り地でスタイリッシュに仕上げてみてはどうでしょう。

バルーンシェード [ ばるーんしぇーど ] balloon shade

三ツ山ひだ・フリル付
ボックスひだ・フリルなし

「バルーンシェード」とは、上下に開閉するローマンシェードの一つです。シェードを下まで降ろした状態では普通の吊りカーテン。しかし、シェードを引き上げていくと、写真のように裾にいくつもの半円状のバルーン(風船)があらわれ、フェミニンでエレガントな雰囲気になります。一つのスタイルで2つの表情が楽しめるカーテン、それが「バルーンシェード」です。劇場の緞帳などに見られるスタイルと言えば想像しやすいかもしれません。
レースでもドレープでも作ることはできますが、できるだけ薄手の生地を選んだ方が、裾のバルーンやフリルがもたつかず、しなやかに美しく仕上がります。また、同じ生地でも、裾にフリルを付けたり、トップ部分を「三ツ山ひだ」にするのか、「ボックスひだ」や「ペンシルギャザー」を選ぶのかなどで表情が変わってきます。写真下のように、隣接する2つの窓に1つのバルーンシェードをかけるのも個性的な演出と言えるでしょう。
シェードの昇降方法は「コード式」「ドラム式」「電動式」の3タイプがあります。

ヒダ倍率 [ ひだばいりつ ] a magnification of gathers

「ヒダ倍率」とは、カーテンの仕上がり幅に対して、どれだけのカーテン地が必要かを示す数字のこと。例えば、三ツ山ヒダを採用している東リの「スタンダード縫製」の場合、ヒダ倍率は2倍。つまり、幅100cmのカーテンに仕上げるためには、200cmの生地が必要ということになります。
下記の表にもあるように、「ヒダ倍率」が高いほど、カーテンのドレープ性は高まります。優雅なドレープが魅力のスタイルカーテン「クロスオーバー」(写真)や「スカラップ」のヒダ倍率は約2.5倍。逆に、ヒダをとらない「フラット縫製」や「ナチュラルウェーブ」は約1~1.3倍になります。
お気に入りのカーテン地が見つかったのはよいけれど、予算的にちょっと…という場合などに、ヒダ倍率の低いスタイルを選んでみるのも選択の一つかもしれません。

主なカーテンスタイルとヒダ倍率

フラット縫製 1倍
ナチュラルウェーブ 約1.3倍
ハトメタイプ 約1.3倍
スタンダード縫製 約2倍
ギャザー縫製 約2.5倍
スカラップ 約2.5倍
オーストリアンシェード タテ約2.5倍・ヨコ約1.5倍
バルーンシェード 約1.2~2.7倍

フラット縫製 [ ふらっとほうせい ] flat sewing

フラットカーテンとも呼ばれていますが、カーテン上部にヒダを取らずに、すっきりとシンプルに仕上げるのが「フラット縫製」です。
美しく波立ったプリーツを演出するためにヒダを取る「スタンダード縫製」「エクセレント縫製」「ギャザーテープ縫製」の場合、通常2~2.5倍の生地巾を必要としますが、「フラット縫製」の場合は、ピッタリおさめたい場合は1倍巾、ゆったりしたい場合は1.3倍巾。必要最小限の生地ですむため、同じ予算でより上質の生地を選択することができます。
また、その名の通り、閉じた状態ではドレープがほとんどなく、生地がフラットになるため、ナチュラルカラーを選べばよりプレーンな印象に、大胆な絵柄や特徴的な柄を選べばより個性的な仕上がりになります。

プリーツ加工 [ ぷりーつかこう ] pleats

プリーツというと、女子校生などの制服に多く見られるヒダが施されたプリーツスカートを思い浮かべる方が多いでしょう。プリーツとはこのヒダや折り目のことで、美しいシルエットやエレガントな雰囲気を醸し出す重要な要素の一つとなっています。
この波打ったプリーツの形状を蒸気の熱で布に記憶させることを「プリーツ加工」と言います。このプリーツ加工が施されたカーテンは、広がりがちな裾部分のウェーブが特に美しく、開いた状態ではすっきりとまとまり、カーテンの開け閉めなどでヒダが乱れることもありません。また、洗濯をしてもプリーツが取れることがなく、アイロンがけの作業も不要です。お洗濯後、そのまま吊すだけで半永久的に波立った美しいシルエットを保ち、お部屋を優雅にドレスアップしてくれます。
なお、当社の「プリーツ加工」では、有害な薬剤などは一切使用しておりません。蒸気の熱のみを使って加工を施しているので、お部屋の環境に影響をおよぼすこともありません。

ペアシェード [ ぺあしぇーど ] pair shade

生地を折りたたみながら昇降するプレーンシェードを、一本のヘッドレールでドレープとレースの二重使いにしたのが「ペアシェード」。ドレープとレースの開閉具合を変えるたびに、差し込む光やカーテンの透け感が変わり、さまざまな表情を楽しめるスタイルです。メーカーによってはツインシェード、ダブルシェードと呼ばれることもあります。
カーテンを上下に開閉するので、同じ二重使いでも吊りカーテンより窓辺をスタイリッシュに演出できます。また、一つのヘッドレールに2枚の生地を取り付けるので、レール部分もすっきり。
レースを外側に、ドレープを室内側に使うのが一般的ですが、写真下のようにレースを室内側に使うことで、今までにないレースの透け感を味わうことができます。ドレープの色とレースの配色柄をコーディネートすれば、センスのよさを感じさせる窓辺が生まれます。
プレーンシェードの場合、昇降方法は「コード式」「ドラム式」「電動式」の3タイプですが、ペアシェードは構造上「コード式」のみとなります。

ペンシルギャザー [ ぺんしるぎゃざー ] pencil gather

美しいひだを演出するギャザーテープの一種で、何本もの鉛筆がびっしりと並んでいるかのように細かいひだが取られているものをこう呼びます。シルエットも美しくエレガントな仕上がりで、レースなど薄い生地に効果的です。逆に、ドレープカーテンなど厚手の生地では開閉しにくくなるので、あまり向いているとは言えません。
「スカラップ」や「クロスオーバー」などのスタイルカーテンに多く用いられるほか、カーテンレールやカーテン上部を覆って窓辺をグレードアップする上飾り「バランス」でも使用されます。使用される布の目安は約2.5倍(窓幅の約2.5倍)です。
ペンシルギャザーと並ぶひだの基本スタイルに「三ツ山ひだ(フランスひだ)」があります。こちらは、ドレープにもレースにも、またフォーマルからカジュアルまで、あらゆる空間に合わせることができる万能スタイルです。

防炎 [ ぼうえん ] fire-proof

「防炎」とは、何らかの理由で引火した炎が広がるのを防ぐことです。また、燃えやすい性質をもつ繊維製品を、燃えにくく改良したものは「防炎品」と呼ばれています。
カーテンについては、映画館や病院、公会堂など、不特定多数の人が集まる施設で、消防法の定める「防炎」カーテンを使うことが義務づけられています。また、最近では、一般家庭でも安全性に対する意識が高まり、台所や子供部屋、お年寄りのお部屋などに「防炎」カーテンを付けるケースが増えてきているようです。
「防炎」カーテンには、糸に燃えにくい繊維を使ったもの(難燃素材)と、後から普通のカーテンに「防炎加工」を施して燃えにくくしたものとの2種類があります。いずれも消防法に定められた防炎性能試験に合格したものには、防炎ラベルが付けられています。
東リでは、難燃素材を使った「防炎」カーテンはもちろん、後から加工を施す「防炎後加工」を行った製品をたくさんご用意しています。家庭内の防災・防炎にお役立てください。

ボーダー [ ぼーだー ] border

プレーンシェード〔ボーダー〕

横縞の総称として使われることの多い「ボーダー」ですが、本来は「縁」を意味する言葉です。布の端の方にプリントや織り柄をあしらった縁飾りなども「ボーダー」と呼ばれます。
窓辺をすっきりと演出できることで人気のローマンシェード(プレーンタイプ)にボーダーをあしらうと、より引き締まった印象に。色の組み合わせ方次第で印象も変わり、あなただけのオリジナル・カーテンに生まれ変わります。
東リでは、プレーンシェード用のボーダーとして、深みのあるベーシックな無地4色とチェック柄3色、カジュアルなチェック柄3色をご用意しております。
オリジナリティのある窓辺を演出するためのアクセントとしてもおすすめです。

ホルムアルデヒド [ ほるむあるでひど ] formaldehyde

※シックハウス症候群の要因であるホルムアルデヒドやトルエンなど

ホルムアルデヒドとは、防腐剤などに使われるホルマリンの原料で、常温では無色で刺激臭のある気体です。これを35~37%の水溶液にしたものをホルマリンと呼びます。
ホルムアルデヒドは材木や家具、壁紙などの接着剤に用いられることが多いのですが、揮発性が高く、吸い込むと目や鼻、のどの痛み、喘息などのアレルギー症状を引き起こすので問題となってきました。家の中の病害虫や化学物質によって引き起こされる健康問題、いわゆるシックハウス症候群の原因物質の一種です。また、発ガン性があるとも指摘されています。
シックハウス症候群は1960年代から70年代にかけて問題になり、82年にWHO(世界保健機構)によって「シックビルディング症候群」という言葉が定義されました。その考え方が家庭にも広まったものが「シックハウス症候群」なのです。

マクラメ [ まくらめ ] macram

「マクラメ」とは、レースカーテンの裾に縫いつける幅広レースのことで、よりゴージャスな雰囲気を作り出すためのアクセサリーとして、古くから愛用されています。
その語源は、房飾りや組みヒモを意味するアラビア語「ミクラマ(miqurama)」にあるとされ、それが英語に転じて「マクラメ」と呼ばれるようになったと言われています。
元々は特別な道具をいっさい使わず、手でヒモを編んだり、結んだりして幾何学模様を作り出す織りのことで、装飾用ベルトの一つマクラメ・ベルトにその姿を見ることができます。
普通のレースカーテンではシンプルすぎて……という方におすすめのアクセサリーです。ちなみに、同じ装飾用レースでも幅の狭いものは「トリム」と呼ばれます。

マルチファブリック [ まるちふぁぶりっく ] multi fabric

クッションカバーやテーブルクロス、ベッドスプレッド、ソファにかけるスローなど、さまざまな製品を「マルチファブリック」と言います。
例えば、写真上のリビング。ここでは、大小の窓にスタイルの異なるカーテンを吊り、大きな窓にはカーテンと同系色のタッセルを採用。また、ソファの上にもカーテンと同じ布で作ったクッションが置かれています。より上級のマルチファブリックを楽しみたいのなら、写真下の寝室のように、カーテンに使われた色をベッドスプレッドやクッションに用いてみてはいかがでしょう。より個性的にという人は、ベッドスプレッドやクッションにキータッセルなどを付けてみるのもよいかもしれません。
これらのアイテムを個別に購入して、統一感を保ちながらコーディネートするのはなかなか難しいもの。そんな時にお薦めしたいのがオーダーカーテンです。カーテンをオーダーする際に、お部屋全体を自由な発想でトータルコーディネイトすることができます。

ラウンドシェード [ らうんどしぇーど ] round shade

「ラウンドシェード」とは、カーテンを上下に昇降させて開閉するプレーンシェードの一種。閉じた状態では四角いプレーンシェードと変わりませんが、コードを引くとカーテン中央が上がり、裾が孔雀の羽を広げたような扇状の半円になります。その裾の形から「ラウンドシェード」あるいは「ピーコック」「ファンシェード」と呼ばれることもあります。
美しいラウンドを出すためには、丈が仕上がり巾の1.7倍以上必要であるため、縦長の腰高窓や小窓に適したスタイルと言えます。
もともとデコラティブなスタイルなので、無地のカーテン地でも十分に美しく仕上がりますが、写真のようなストライプ柄を用いれば、より個性的に窓辺を演出できます。
東リの「ラウンドシェード」では、昇降はドラム式のみの採用となります。

リボン [ りぼん ] ribbon

カーテンの表情をよりかわいらしく仕上げたい時に、「リボン」は欠かせないアイテムの一つです。古代ギリシャの時代から、髪を結んだり、衣服の装飾として用いられてきた「リボン」。カーテンを束ねておく時に使うタッセルにあしらえば、それだけで窓辺の印象が変わります。
よりキュートに演出したいのなら、カーテンを吊るヘッド部分にリボンをあしらってみてはいかがでしょう。既製品では味わえない甘くスイートな1枚に仕上がります。子供部屋はもちろん、ベッドルームの雰囲気作りにもひと役買いそう。リボンはマジックテープによる着脱式なので、簡単にレールから取り外すことができます。
お客様をお出迎えする玄関先や人が集まるリビングの飾り窓などにおすすめなのは、中央にリボンをあしらったティニーシェード。インテリア性が強く、お部屋をフェミニンに彩ります。

ループボタン [ るーぷぼたん ] loop button

「ループボタン」とは、カーテンを吊すためのヘッドスタイルの一つ。ループ(Loop・輪)状にしたテープとドレープカーテンをボタンで留め、そこにカーテンポール(装飾レール)を通して吊す形になります。一般的なカーテンスタイルよりもハンドメイドなぬくもりがあり、かわいい印象に。ポールは金属性のものよりもウッディなものとよく合います。
ヒダ山を取らず、フラットな生地に留め具兼装飾としてループボタンをあしらうことになるので、カジュアルにまとめたいお部屋にぴったり。カーテンとループボタンの色の組み合わせで異なる印象を演出できるほか、生地巾を窓幅の1.3~1.4倍にすると生地本来がもつ自然なウェーブを楽しむことができます。

ローマンシェード [ ろーまんしぇーど ] roman shade

「ローマンシェード」とは、ドレープカーテンやレースカーテンを蛇腹に折り畳みながら上下に昇降させて開閉することができるシェードのことです。最上部まで引き上げると窓全体があらわれ、カーテンよりもすっきりとしたイメージを演出できます。また、上げ下げの調整により、直射日光を避けながら太陽の光を取り入れることができるなど、重宝な一面も持っています。
ひと口にローマンシェードと言っても、さまざまなタイプがあります。生地が水平に昇降するプレーンシェード。プレーンシェードの生地の折れ目にバーを入れ、開けた時によりシャープなイメージを醸し出すシャープシェード。これらは降ろした時に生地がフラットになるので、プリントや大柄の生地が映えるタイプと言えます。レースなどの薄手の生地に向いているのが、劇場の緞帳のように1枚を複数のポイントで引き上げ、ゴージャスに仕上げるバルーンシェード。この他にも、玄関先や採光用の小窓をよりおしゃれに演出できるラウンドシェードやティニシーシェードなどがあります。
当社では、シェードの昇降方法として「コード式」「ドラム式」「電動式」の3タイプをご用意しております(一部を除く)。

ロールスクリーン [ ろーるすくりーん ] roll screen

スプリング式
チェーン式

「ロールスクリーン」とは、コードを使ってロール状の布を引き下げたり、巻き上げたりして開閉するカーテンのこと。吊りカーテンに次いでポピュラーなスタイルです。
「ロールスクリーン」の面はフラットで、開閉いずれの状態でも布がかさばらないため、窓だけでなく、部屋の間仕切りや、押入などの目隠しとして用いられることもあります。
また、選ぶ柄によって雰囲気も大きく変わります。大きな柄を選んで、まるで一枚の絵画のように見せることも可能です。写真のように窓枠の上に付けるのか、中にはめ込むかでも全く印象は異なります。
開閉方式はスプリング式とチェーン式の2種類。スプリング式では、生地下部のバーに付いた短いコードを少し引くだけで、自動的にカーテンが巻き上がります。後者のチェーン式は、カーテンサイドに付けられたチェーンを立ったまま操作ができるので、掃き出し窓など床に近い位置まである窓に向いていると言えるでしょう。

ワイドレース [ わいどれーす ] wide lace curtain

「ワイドレース」とは、幅の広いカーテン用のレース生地のこと。「幅広レース」と呼ばれたり、生地を横にして使うことから「横使いレース」と呼ばれることもあります。
国産のカーテン生地は、レース・ドレープ共に100cm~150cm巾が主流。広いものでも200cm程度となっています。一方「ワイドレース」の巾は、そのほとんどが300cm前後と一般的なカーテン生地の倍以上、狭いものでも200cm前後となっています。
ワイドレースは生地を横にしても床から天井まで届く長さが十分に確保できるため、大きな窓にもハギ目(継ぎ目)のない美しいカーテンを作ることができます。ワイドレースの裾となる側にトリムやマクラメなどを施し、精細で装飾性の高いカーテンに仕立てることもできます。
ワイドレースを用いることで窓の巾や大きさにかかわらず、レースカーテンの自由な表現をお楽しみいただくことができます。

和室 [ わしつ ] Japanese-style room

生活の欧米化やフローリングの人気などにより、最近では和室のない家も珍しくありません。しかし、その一方で、杉や檜の柱、いぐさの畳といった天然素材の持つやさしい色合いと温もり、その香りなどが心身をリラックスさせ、洋室にはない安らぎを与えてくれる空間として根強い支持を得ているのも事実です。
和室の窓と言えば、まず誰もが浮かべるのが障子です。しかし、最近では和洋を折衷した和モダンのインテリアも多く見られ、純和風のお部屋にカーテンを用いる家も多くなってきています。
東リ「エルーア」でも、和の伝統的な色使いやモチーフが和室になじむ「和風」テイストのカーテンを数多くご用意。雲流、竹林、野の草花といった着物を思わせる雅な色柄に、しっとりとした情緒、新しい感性を加え、純和風のお部屋はもとより、和モダンのインテリアとのコーディネートも楽しめるラインナップになっています。

英字

SR加工 [ えすあーるかこう ] Soil release

SRとはSoil releaseの略で「Soil(汚れ)をrelease(離す・放つ)する」、つまり、家庭での洗濯時に汚れを落ちやすくする加工のことを言います。特に、レースなどのポリエステル100%の白生地などは、繊維の特性上、汚れがしみ出た洗濯液から再度汚れを吸着してしまいます。洗ってもなかなかきれいにならない、気がつくと黄ばみがかった白になってしまっているのは、そこに原因があるのです。そんな現象を防いでくれるのが、このSR加工です。洗い上がりも美しく、いつも清潔で気持ちよい白を再現してくれます。
加工後も生地本来の風合いを損なうことはありません。また、水洗いやドライクリーニングにも耐久性があります。
カーテンは室内の塵埃やたばこのヤニ、手垢などによって徐々に汚れていきます。その汚れを固着させないためにも、日頃から掃除機やはたきなどでメンテナンスをするよう心がけましょう。カーテンレールにたまった埃などもカーテンの汚れの原因になるので要注意です。

UVカット [ ゆーぶいかっと ] UV(ultraviolet rays) cut

紫外線による日焼けが気になるのはお肌だけではありません。夏の西日など強い日差しをあびなくても、フローリングや畳、カーペット、家具、内装材などは、知らず知らずのうちに、紫外線によって日焼けをしたり、色あせていきます。
そんな外からの紫外線をカットしてくれるのが「UVカット」を施したカーテンです。光の明るさはそのままに、気になる紫外線だけを生地が吸収し、カーテンを透して入ってくる紫外線の量を軽減してくれます。
東リの場合、UVカットを加工したカーテンのUVカット率は高いもので70%以上。加工を施していないレースと比較すると、約15%程度紫外線が低減することがわかっています。また、繰り返しお洗濯をしても、その効果はほとんど変わることがありません。レース全品に対してUVカット率ランクを表示していますので、レース選びのポイントとしてご活用ください。