昨年9月のヘルシンキ・ハビターレ・インテリアフェアで、特別展示として「エコロジーを基本としたサウナとイス」は見所でした。今回のスペシャルイベントとして、エコロジー先進地域の北欧と自然志向のフィンランドらしいテーマです。デザイナー達の斬新なアイディアを写真でご紹介しましょう。
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(写真)左は円形カゴ形のスケルトン本棚。本が収納されていくにつれて、 自分だけのスペースが築かれて行きます。どんな書籍に囲まれていくのか、楽しみです。 右は薄い木片を重ね合わせた壁。伝統的な屋根や外壁のようにも見えます。
赤と黒のアクセントつきコートハンガーのシャープな影が凹凸のある壁面に映えます。 |
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(写真)薄い木片パネルを積み重ねたサウナ・ユニットです。サウナの4つの機能、脱衣室、サウナ室、
シャワー室とリラックススペースを4棟に分割するコンセプトです。なぜ分けてあるか?それは謎です。 |
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(写真) これは白樺の樹皮を縫い合わせた柔らかなサウナの壁です。出入りするときもカーテンの様に端を持ち上げます。
油分の多い皮は薪に火を付ける時の必需品であり、サウナでは、白樺の枝葉で熱くなった体を叩いて静めます。
フィンランド人にとって、サウナと白樺の木は切っても切れない深い関係があります。
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(写真) 分厚い材で建てられた大きなガラス張りのサウナと脱衣室、2棟のシンプルな組み合わせ。
自然の豊かな広い敷地でなら、隣人の別荘は遠くに離れています。ガラス張りでも他人の視線は気になりません。 |
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(写真ハビターレ) 左はソファ本体を透過する光が人気を呼んで、多くの来客が座っていました。
右は針金のソファ。オレンジとイエローの色彩が目立ちました。本当に座ってもよいのでしょうか?
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(写真) 山口県萩市の竹ファクトリーから出展された【曲げる】をテーマにした家具。
ディレクターの迫村氏は、「竹という材質は高い評価を受けて、数多くの企業との交渉が始まっている。」
と、
ヘルシンキフェア参加の成果を語っていただきました。
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