バルト諸国の古い街並
バルト諸国には、城壁に囲まれた中世の街並に古い建築群が残されています。スウェーデン王国の支配下にあった時代の建築が多く、ヨーロッパ中世の雰囲気が濃厚で、中世からの歴史を味わえる国々です。ドイツの影響もあり、ドイツ風の家々を多く見かけますし、ロシア系も混じり、様々な民族と触れ合ってきた国の文化に興味を感じます。
ヨーロッパ風の古い街並はバルト諸国のそれぞれの首都に残っていて、素晴らしいの一言。古い煉瓦の壁の足元に、小川のように水が流れているインテリアもありました。古臭さをそのまま残しつつも、巧みにデザインされたインテリアは、新しさと古さが融けあい、そこに住みたくなる程の魅力を放っています。三首都ともこじんまりとした街の雰囲気は共通です。これといった大きな産業がないから? もしそうだとしたら、産業のない国に憧れてしまいそうです。人々は、北欧人とはほんのりと相違が感じられます。とても金髪が多くて、美人遭遇率が高い! 10人に1人は細長い足で街を歩いて、ツーリストの視線を浴びています。北欧人はカジュアルな服装を好みますが、バルト女性といえば、モダンなファッションにハイヒールを履いて街を歩く金髪女性の姿を思い出します。それが古い街並みの雰囲気に融けこみ、新しい歴史の訪れを待ち構えている様子です。
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