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ミラノ万博2015情報

Feeding The Planet, Energy For Life.

2015.10.01 / ソニー・ナカイ(グラフィックデザイナー、在フィンランド)

EU諸国のテーマは【環境】

5月1日のオープニングは、雨天が影響したのか、残念ながら、来場者は多くはありませんでした。しかし、開会式で、イタリア空軍戦闘機が3機アクロバット飛行で、空に赤、白、緑のイタリア国旗を描き、盛り上がりました。

各国から多くの政府関係者が参列したようで、入館規制のパビリオンもありました。まあ、行列もありましたが、それほど長く並ばなくても、すべてのパビリオンに入ることができました。翌日は快晴。混雑を覚悟しましたが、前日と同程度。万博開幕時のストレスは最小限でした。

一方、北欧諸国のパビリオンは、いつも、優れたデザインを期待しているのですが、今回、フィンランド、スウェーデン、デンマークは不参加で、残念です。

ヨーロッパ・パビリオンでひときわ目立ったのはオーストリア館です。自然の森をそのまま展示館にしました。細かく探索すると、ほら、キノコも生えていました(写真左)。またいたるところに冷たい霧を発生する装置があり、暑いミラノの夏に、来客の疲れを和らげるオアシスとして人気を呼びそうです。

ヨーロッパパビリオンでひときわ目立ったのはオーストリア館です。自然の森をそのまま展示館にしました。細かく探索すると、ほら、キノコも生えていました(写真左)。またいたるところに冷たい霧を発生する装置があり、暑いミラノの夏に、来客の疲れを和らげるオアシスとして人気を呼びそうです。

英国館は自然環境とミツバチの深い関係をテーマに取り上げています。錆びた鉄板壁の通路を抜けて、洗練された庭を横切ると、ハチの巣をイメージする巨大ドームがあります。その中心に立つと、音が聞こえるということです。残念ですが、私には聞こえませんでしたが、ハチの巣を描いた構想は印象的でした。木の階段を上がると、カフェで一息します。

英国館は自然環境とミツバチの深い関係をテーマに取り上げています。錆びた鉄板壁の通路を抜けて、洗練された庭を横切ると、ハチの巣をイメージする巨大ドームがあります。その中心に立つと、音が聞こえるということです。残念ですが、私には聞こえませんでしたが、ハチの巣を描いた構想は印象的でした。木の階段を上がると、カフェで一息します。

オランダパビリオンの屋上庭園の周りには、曇りガラスの鏡の壁。庭が映り込んで、広大な自然環境を表現。とても素敵な空間でした。

オランダパビリオンの屋上庭園の周りには、曇りガラスの鏡の壁。庭が映り込んで、広大な自然環境を表現。とても素敵な空間でした。

今年の特徴のひとつは「巨大性」。ロシアパビリオンのエントランス上方に、巨大な鏡が取り付けられて、仰ぎ見ると、天国から地上を眺めるような気分です。ロシアの民族衣装とダンスの披露で、ステージが盛り上がっていました。

今年の特徴のひとつは「巨大性」。ロシアパビリオンのエントランス上方に、巨大な鏡が取り付けられて、仰ぎ見ると、天国から地上を眺めるような気分です。ロシアの民族衣装とダンスの披露で、ステージが盛り上がっていました。

ブラジルパビリオンには巨大なトランポリンがあり、子どもたちばかりか、大人にも大人気でした。

ブラジルパビリオンには巨大なトランポリンがあり、子どもたちばかりか、大人にも大人気でした。