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TOP > 海外情報 フィンランドフォーラム > ミラノ万博2015情報
Feeding The Planet, Energy For Life.
2015.10.01 / ソニー・ナカイ(グラフィックデザイナー、在フィンランド)
前回のフィンランドフォーラム「ポルヴォーのアンティークハウスで日本食を!」で紹介した、ミラノ万博リポートを続けましょう。10月末の閉幕まであと少しです。
そもそも「巨大パビリオン建築」は万博特有のものですが、広いスペースを生かして、各国の文化を表現しています。一例ですが、イタリアパビリオンでは、高さが4階建てビルくらい、幅60mもある長大なスクリーンがあり、シャープでクリアな映像が印象的でした。また、日本やヨーロッパ諸国のパビリオンでは、自然環境との融和を意図した木の建造物が多く見られました。
それぞれのテーマに沿って各国の食文化を紹介し、展示ルートの最終ポイントはレストランで締めくくります。どのパビリオンにも、個性的な食べ物が綺麗に並んでいますので、食べ過ぎに注意しなければなりません。食品販売も含めて、コマーシャル性が強く表れていました。日本パビリオンも「日本食」を強調し、その表現手法は斬新なアイデアに富み、参加50か国中でもトップレベルの素晴らしい展示館でした。韓国パビリオンは白黒の調和で「落ち着き」を強調し、インテリアも白と黒、余分なもののないミニマルデザインでした。